タキ1800形とは? わかりやすく解説

タキ1800形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:43 UTC 版)

国鉄タキ1800形貨車」の記事における「タキ1800形」の解説

タキ1800形は、ベンゾール専用の30t 積タンク車として1952年昭和27年5月14日から1964年昭和39年7月17日にかけて65両(タキ1800 - タキ1811タキ1814 - タキ1866)が三菱重工業飯野重工業日本車輌製造新潟鐵工所帝國車輛工業富士車輌近畿車輛富士重工業の8社にて製作された。タキ1812 - タキ1813最初から空番である。 本形式の他にベンゾール専用種別とする形式は、タ1000形48両)、タム3200形(5両)、タム3250形83両)、タム23250形15両)、タサ1000形13両)、タサ1050形(2両、後述)、タサ1100形(6両)、タサ4400形(1両)、タキ200形初代)(1両)、タキ850形(1両)、タキ900形(2両)、タキ950形(2両)、タキ4150形(1両)、タキ6450形(3両)、タキ14400形(11両)の15形式が存在した落成時の所有者は、富士製鐵八幡製鐵三井化学工業その後三井東圧化学社名変更)、タール製品取扱協同組合本州化学工業宇部興産三菱化成工業関東タール製品三菱商事八幡化学工業三菱石油北一産業安宅産業その後伊藤忠商事社名変更)、関西タール製品その後大阪ガスケミカル社名変更)の14社である。 ドーム付き円筒型タンク体は、普通鋼一般構造用圧延鋼材、SS41現在のSS400)製で、荷役方式タンク上部にあるマンホールからの上入れ吐出管からの下出し式である。 1979年昭和54年10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性物質引火性液体危険性度合2(中))が標記された。 塗装黒色寸法関係は全長12,800mm、全幅は2,506mm、全高は3,850mm、台車間距離は9,500mm、実容積は34.1m3 - 35.3m3、自重は18.2t - 22.0t、換算両数は積車5.0空車2.0であり台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1987年昭和62年4月国鉄分割民営化時には15両の車籍がJR貨物継承されたが、最後まで在籍した1両(タキ1843)が2002年平成14年3月廃車となり同時に形式消滅となった

※この「タキ1800形」の解説は、「国鉄タキ1800形貨車」の解説の一部です。
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