タキ1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 13:25 UTC 版)
タキ1形は、揮発油(ガソリン)専用の28 t 積タンク車として1929年(昭和4年)5月1日に6両(タキ1 - タキ6)が日本車輌製造にて製作された。 落成時の所有者はライジングサン石油(昭和シェル石油を経て現:出光興産)であり、その常備駅は石油駅(後の浜安善駅)である。 車体色は黒色、寸法関係は全長は12,070 mm、全幅は2,600 mm、全高は3,800 mm、台車中心間距離は7,970 mm、実容積は38.2 m3、自重は20.4 t - 21.0 t、換算両数は積車4.5、空車2.0である。 1942年(昭和17年)10月23日に全車の専用種別変更(揮発油→アルコール)が行われ、形式名はタキ500形に改められ同時にタキ1形は形式消滅となった。
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