浜安善駅とは? わかりやすく解説

浜安善駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 02:45 UTC 版)

浜安善駅*
駅舎(2008年10月)
はまあんぜん
Hama-Anzen
安善 (1.1 km)
左は新芝浦駅、左下は海芝浦駅、右は大川駅
所在地 横浜市鶴見区安善町2丁目
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 鶴見線(貨物支線)
キロ程 1.1 km(安善起点)
電報略号 セン
駅構造 地上駅
開業年月日 1926年大正15年)4月10日[1]
廃止年月日 1986年昭和61年)11月1日[1]
備考 貨物駅
* 1943年(昭和18年)7月1日 石油駅より改称[1]
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浜安善駅(はまあんぜんえき)は、かつて神奈川県横浜市鶴見区安善町2丁目に存在した日本国有鉄道(国鉄)鶴見線(貨物支線)の貨物駅。かつては旅客営業も行っていた。

駅は廃止されているものの、安善駅と当駅の間の路線は安善駅構内側線扱いとして現存する。

概要

駅構内を安善駅側より望む(2008年10月)

歴史

  • 1926年(大正15年)04月10日:鶴見臨港鉄道石油駅[注 1]として開業[3][1]。客貨取扱開始。
  • 1938年(昭和13年)12月25日:旅客取扱廃止[1]貨物駅[1]
  • 1943年(昭和18年)07月01日:国有化[1]。同時に浜安善駅に改称[1]
  • 1986年(昭和61年)11月01日:廃止[1]

駅周辺

  • 昭和シェル石油横浜事業所
  • エクソンモービル鶴見潤滑油工場
  • 在日米軍鶴見貯油施設エリア
  • 京浜運河
  • 横浜市営バス「安善町」停留所

隣の駅

日本国有鉄道
鶴見線
安善駅 - 浜安善駅

脚注

注釈

  1. ^ 官報で読みは「せきゆ」と記載されているが、一部の地図では当時の一般的な読み仮名に合わせ「せきゆう」との表記されているものもある[2]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、16-17頁。 
  2. ^ “ホントにあった「石油」駅 鶴見線の駅名がいろいろ豪快な件”. 乗りものニュース. (2021年11月28日). https://trafficnews.jp/post/112998 
  3. ^ 彙報 地方鐵道運輸開始鶴見臨港(鐵道省)」『官報』1926年4月15日、380頁。doi:10.11501/2956241https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2956241/9 ふりがなは「せきゆ」と記載されている

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