タキ19500形とは? わかりやすく解説

タキ19500形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 03:13 UTC 版)

国鉄タキ19500形貨車」の記事における「タキ19500形」の解説

タキ19500形は、スチレンモノマー専用の35t 積タンク車として1970年昭和45年9月29日から1976年昭和51年10月1日にかけて3ロット6両(タキ19500 - タキ19505)が、日立製作所富士重工業の2社で製作された。 本形式の他にスチレンモノマー専用種別とする形式は、タ4000形(1両、後述)、タキ800形(1両、後述)の2形式がある。 落成時の所有者は、住友化学工業日本石油輸送の2社でありその主な常備駅は三重県南四日市駅男鹿線貨物支線船川港駅であった1973年昭和48年11月6日住友化学工業所有全車(3両)が日本石油輸送名義変更された。これにより本形式は、日本石油輸送1社体制となった1979年昭和54年10月より化成品分類番号「燃30」(燃焼性物質引火性液体危険性度合3(小))が標記された。 タンク体は、積荷純度保持のためステンレス鋼 (SUS304) 製であり110mm のウレタン断熱材巻かれキセ外板)が設置されている、荷役方式は、液入管からの上入れ吐出管による下出方式である。 塗色は、黒色又は銀色全長12,600mm、全幅は2,720mm、全高は3,880mm、台車中心間距離は8,500mm、実容積は38.8m3、自重は17.4t、換算両数は積車5.5、空車1.8である。 1987年昭和62年4月国鉄分割民営化時には全車(6両)がJR貨物継承されたが、2003年平成15年)度に最後まで在籍した3両(タキ19503 - タキ19505)が除籍され形式消滅した

※この「タキ19500形」の解説は、「国鉄タキ19500形貨車」の解説の一部です。
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