タキ17800形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 23:18 UTC 版)
「国鉄タキ17000形貨車」の記事における「タキ17800形」の解説
30 t 積のパラフィン専用タンク車である。1969年(昭和44年)10月25日に2両(コタキ17800, コタキ17801)が日本車輌製造で製作された。 本形式の他にパラフィンを専用種別とする形式にはタキ6150形(4両)の1形式が存在した。 所有者は全車日本石油でありその常備駅は東海道本線(高島線)新興駅であったが、1998年(平成10年)4月に全車が日本石油輸送へ名義変更され常備駅は郡山駅に変更されたが、車両は日本石油輸送に社名変更しなかった。 全長はタキ17000形より200mm短く記号番号表記は、特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 運用は、新興駅から関西本線富田駅や四日市港駅へのパラフィン輸送にタキ6150形とともに使われた。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車(2両)がJR貨物に継承されたが、1999年(平成11年)11月に全車一斉に廃車となり同時に形式消滅となった。
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