タキ18900形
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「国鉄タキ25800形貨車」の記事における「タキ18900形」の解説
タキ18900形は1970年(昭和45年)8月4日に富士重工業にて3両(タキ18900 - タキ18902)が製作された30t 積タンク車である。 タンク体は耐候性高張力鋼製でありタキ8600形に対して軽量化された。荷役方式はマンホールからの上入れ、吐出管による下出し方式である。 三井物産が所有し紀三井寺駅を常備駅として運用され、その後常備駅は前川駅へと変更になった。 全長は11,500mm、全幅は2,504mm、全高は3,630mm、台車中心間距離は7,700mm、自重は14.8t、換算両数は積車4.5、空車1.4である。台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1985年(昭和60年)7月8日(タム7500形、タキ8600形と同一日)に廃車となり同時に形式消滅となった。車齢15年と短命であった。
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