タキ8600形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 03:36 UTC 版)
「国鉄タキ25800形貨車」の記事における「タキ8600形」の解説
タキ8600形は1960年(昭和35年)12月3日に富士重工業にて1両のみが製作された30t 積タンク車である。 タンク体は普通鋼製であり荷役方式はマンホールからの上入れ、吐出管による下出し方式である。 三井物産が所有し東和歌山駅を常備駅として運用され、その後常備駅は紀三井寺駅へと変更になり更に前川駅へ移動した。すべてタム7500形と同一である。 全長は12,300mm、全幅は2,540mm、全高は3,735mm、台車中心間距離は8,200mm、自重は18.5t、換算両数は積車5.0、空車1.8である。台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1985年(昭和60年)7月8日(タム7500形、タキ18900形と同一日)に廃車となり同時に形式消滅となった。
※この「タキ8600形」の解説は、「国鉄タキ25800形貨車」の解説の一部です。
「タキ8600形」を含む「国鉄タキ25800形貨車」の記事については、「国鉄タキ25800形貨車」の概要を参照ください。
- タキ8600形のページへのリンク