バルバス‐バウ【bulbous bow】
読み方:ばるばすばう
⇒球状船首
バルバス・バウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 02:22 UTC 版)
バルバス・バウ(英語: Bulbous Bow)とは、船の造波抵抗を打ち消すために、喫水線下の船首に設けた球状の突起[1]。球状船首(きゅうじょうせんしゅ)[1]、船首バルブ(せんしゅバルブ)[2]ともいう。「Bulbous」は「球根状の」、「Bow」は「船首」という意味である。
- ^ a b 木原一. “船のこと もっと船を勉強してみよう” (PDF). 防衛省. 2014年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月8日閲覧。
- ^ 宮田秀明 (2006年4月3日). “「大和」級戦艦を設計した戦前日本の底力”. 日経ビジネスオンライン. 2014年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月8日閲覧。
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重満通弥, 甲斐敬二、「高速客船くれない丸におけるWaveless Bulbの船首波打消しに関する研究 (第2報-実船試験)」『造船協會論文集』 1961年 1961巻 110号 p.91-104, doi:10.2534/jjasnaoe1952.1961.110_91,
高幣哲夫, 乾崇夫、「高速客船くれない丸におけるWaveless Bulbの船首波打消しに関する研究 第3報-波形観測」『造船協會論文集』 1961年 1961巻 110号 p.105-118, doi:10.2534/jjasnaoe1952.1961.110_105 - ^ 造船資料保存グループ (2010-03). 〈配布資料4〉波なし船型の研究と"くれない丸"における大型球状船首の実船試験. “造船資料保存活動の報告”. 海事博物館研究年報 (神戸大学大学院海事科学研究科) 38: 51-67. doi:10.24546/81005608. hdl:20.500.14094/81005608. ISSN 1880005X .
- ^ 池田良穂著 『内航客船とカーフェリー』 成山堂書店 2008年7月18日 新訂初版発行 ISBN 9784425770724
- ^ 池田良穂監修、2013、『史上最強カラー図解 プロが教える船のすべてがわかる本』、ナツメ社 p. p.94
- ^ 共同通信社 (2017年6月20日). “イージス艦、船首下部突起で穴か”. 47NEWS. 2017年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月26日閲覧。
- 1 バルバス・バウとは
- 2 バルバス・バウの概要
- 3 旧日本海軍での採用例
- 4 出典
- 5 関連項目
バルバス・バウ
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詳細は「バルバス・バウ」を参照 近年21世紀初頭でのほとんど全ての大型で単胴の船舶の造船では、水中の船首部をバルバス・バウ(球状船首)とすることで造波抵抗を最小化する工夫を取り入れている。 バルバス・バウも設計時の喫水では最適の効果を発揮するが、空荷の時の貨物船やタンカーではバルバス・バウが水面上まで出てしまってかえって効率を悪くすることがある。 バルバス・バウは水面下で船の前方に大きく突き出ているため、港に停泊中に小さなボートなどがこれらの船の前を横切ろうとする場合などに、誤って船底を擦ってしまう恐れがある。他船からバルバス・バウであることが判るように船首の両側面にバルバス・バウを備えているという印が描かれている。
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バル・バス・バウ
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「バーチャロイドの一覧」の記事における「バル・バス・バウ」の解説
バル・バス・バウXBV-13-t11 BAL-BAS-BOW武装LWCWRWフローティングマイン ハンドビット ビームリング 脚部を持たず、浮遊しているバーチャロイド。両腕が切り離し可能なビット腕となっている。 形式名(XBV)は、試作戦闘バーチャロイド(eXperimental Battle Virtuaroid)の略でt11は試作11号機を指す。かつて、オーバーテクノロジー解析の過程で、月面遺跡より発掘されたBBBユニットに仮設コクピットとクリスタル・コアの補助装置であるV.コンバータを取り付けたものを実験機として実験を行った。しかしこの実験は大失敗に終わり、プラントの8割が電脳虚数空間に飲み込まれる形で消滅してしまった。その後、この実験で利用したV.コンバータで実験を行っていたところ、研究員が戯れにV.ディスクに付加した仮設コクピットの構造データが実体化し、これによりリバース・コンバート現象が発見された。これによりバーチャロイドと呼ばれる存在が誕生したが、後にこの機体にXMU計画の13号機の上半身と武装を備えて戦闘バーチャロイドにしたものがこのバル・バス・バウでありV.C.9f年末のプラント一斉売却事件の際、南米のTSCへ進攻したDNAの部隊がこのVRからの襲撃を受けており開発はTSCへ亡命した元0プラントスタッフによるものではと言われているが詳細は不明である。もともと実験機であり、戦闘用VRとして開発されていたわけではないためM.S.B.S.とは相性が悪いのか、近接攻撃を行うと左攻撃が正常にビーム形成しないなどの不具合もある、ゲームではそれを反映して左手の近接攻撃がビームクローではなく火炎放射器状のものになっている。
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