帆とは? わかりやすく解説

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はん【帆】

読み方:はん

常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]

[一]ハン

船のほ。「帆影帆船順風満帆

帆かけ船。船。「帰帆孤帆

ほをあげて走る。「帆走出帆

[二]〈ほ〉「帆柱白帆


ほ【帆】

読み方:ほ

帆柱高く張り、風を受けて船を進ませる船具張る方向により横帆(おうはん)と縦帆(じゅうはん)がある。セール。「風に—をはらませる」「順風に—を上げる」

紋所の名。1図案化したもの


作者宮本百合子

収載図書宮本百合子全集 第3巻 小説
出版社新日本出版社
刊行年月2001.2


読み方
ほさき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 07:45 UTC 版)

(ほ)とは、によりの推進力を得るための器具である。ヨットなどの洋装帆船において英語sail」からきたセイル(セール)またはこれが訛ったスルなどと呼称される。


注釈

  1. ^ 平板状よりも効率がよい - レイノルズ数がより小さな場合は、状況は異なってくる。たとえば紙飛行機昆虫の翅のスケールになると、流線形よりも平板に近い翼型の方が効率がよいと言われている。[2]

出典

  1. ^ 『大王の棺を運ぶ実験航海 -研究編-』 石棺文化研究会 2007年 第三章 阿南亨 p.99.
  2. ^ 例えば河内微小流動プロジェクト[リンク切れ]を参照。
  3. ^ Dean King, A Sea of Words: A Lexicon and Companion to the Complete Seafaring Tales of Patrick O'Brian, 3rd ed. (New York: Henry Holt, 2000)
  4. ^ 国立民族学博物館『旅 いろいろ地球人』(淡交社、2009年)[要ページ番号]
  5. ^ Casson, Lionel (1995): "Ships and Seamanship in the Ancient World", Johns Hopkins University Press, ISBN 978-0-8018-5130-8, pp. 243–245.
  6. ^ a b ブライアン・レイヴァリ著、増田義郎、武井摩利訳『船の歴史文化図鑑:船と航海の世界史』悠書館、2007年。ISBN 9784903487021、pp.62-65.
  7. ^ a b やわたはま広報 2016年11月号 Vol.140”. 八幡浜市. p. 4 (2016年1月1日). 2021年9月18日閲覧。
  8. ^ a b 高知県立歴史民俗資料館だより 岡豊風日 第79号”. 高知県立歴史民俗資料館 (2012年7月1日). 2021年9月18日閲覧。
  9. ^ 古沢恒敏編 『正しい家紋帖』 金園社 1995年 pp.36 - 37.帆単体の紋が多く、帆船の紋は3つ。


「帆」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 08:13 UTC 版)

シップ (帆船)」の記事における「帆」の解説

詳細は「帆#帆船の各帆の名称」を参照 マストの中で最も下に位置する最大のそのマストにおける帆はコースセイルであり、単純にマストの名前で呼ばれる例えフォアマストであれば、フォアセイル(右図における5の帆)である。コースセイルより高い帆も基本的にマストの名称を用い下側から順に、 トップセイル - 2つ分割される場合もある。 トガンセイル - 2つ分割される場合もある。 ロイヤルセイル - 存在しない場合もある。 スカイセイル - 存在しない場合もある。 と呼ばれる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 04:39 UTC 版)

弁才船」の記事における「帆」の解説

江戸初期経済性問題から性能良い木綿軍船除き、あまり用いられず筵帆が中心であった。しかしその後木綿国産化が進むと廻船にも木綿帆が用いられるようになり17世紀後半には弁才船でも標準化される。当初は薄い木綿布を二枚重ね、太い木綿糸刺し子にした刺帆が用いられたが、1785年天明5年)に工楽松右衛門が、太い木綿糸織った丈夫で手間かからない織帆を開発し瞬く間普及した

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 17:15 UTC 版)

エダフォサウルス」の記事における「帆」の解説

帆は脊椎棘突起伸張したものと思われる。その主たる機能として推定されるのは、繁殖用のディスプレイ、および、体温調節のための熱交換器である。しかし、2011年研究では、帆部分微細な骨組織調査した結果、帆に血管通っていた痕跡見られないことが明らかになっており、体温調節機能については疑問視されている。肉食性ディメトロドン同様の帆を具えているが、上述機能に関する限り植物食性であるエダフォサウルスとの間に違いあったようには思われない。 しかし、他の機能面では大きな相違点があったと考えられる。それは、帆を支え棘突起から伸びる横突起多数存在することで明らかとなる。この横突起ヒトの指ほどの長さ太さであり、前方のものほど良く発達している。また、個体ごとの配列まちまちであり、規則性しきものは無い。すなわち、個体ごとの個性生んでいるということである。これらの特徴基づいて横突起並び前方から見られる事を想定しているとの推測が可能であり、本種はこの部位をもって互い識別していたのではないか考えられるちなみに、同じエダフォサウルス科属し、より原始的な形質を示すイアンタサウルスにも、帆とそれに付随する横突起存在した。 この時期ディメトロドンなどのスフェナコドン科一部の属も帆を持っていたが、同じ盤竜目とはいえ系統的に両者決し近くはない。これらの帆は、各々が独自で獲得したもの、いわゆる収斂進化結果として相似であると思われるまた、プラティヒストリクスなど、同時代両生類にも背中に帆を持つものがいた。

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帆(動力→動力)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:41 UTC 版)

再生可能エネルギー」の記事における「帆(動力動力)」の解説

船の推進力

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 21:06 UTC 版)

盤竜類」の記事における「帆」の解説

エダフォサウルス科及びスフェナコドン科二つグループに、背中に帆を持つものが存在した。これは各々独自に獲得したものと思われる。これは脊椎棘突起伸長したものであり、その用途熱交換及びディスプレイの為であった考えられている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 02:58 UTC 版)

スフェナコドン科」の記事における「帆」の解説

長く伸長した棘突起の間には皮膚の膜があり、帆を形成していたとされる。この帆の使用目的長らく不明であった。かつて唱えられた説の一つでは、帆のあるディメトロドンオス、帆の無いスフェナコドンメスであり、性的二形を示すものであるとされたことがあった。しかし、ディメトロドンテキサス州産、スフェナコドンニューメキシコ州産であり、当時この両者産地は狭い内海によって隔てられていた。また頭骨の形態にも差異がある事などから、両者は別属であるとしてこの説は否定された。後にこれらの突起前後方向広がっている事、骨の表面血管痕跡発見されたことなどから、おそらく生存時にはこの帆に血液大量に送り込まれる様になっており、熱交換器として機能していたとされている。体温調節機能持たぬかれらは、太陽光をこの帆に受ける事で血液暖め獲物が満足に動けぬうちに捕食していたとされるまた、体温上がりすぎる日中には、この帆に風を受ける事で熱を逃がしていたという。しかし、帆を持たぬ盤竜類繁栄しており、こうした帆を持つ事が生存にとって有利であったかとは言い切れない。事実盤竜類後継者である獣弓類は、帆を持たぬグループの子であるからである。先行するエダフォサウルス科こうした帆を持っているが、両者は特に近縁という訳ではなく、共に帆を持たぬ先祖から進化し各々獲得した平行進化よるものである。スフェナコドン科の帆にはエダフォサウルスの様な横突起はない。おそらくは両者とも、体温調節同時に性的ディスプレイとしてもこの帆を使っていたとされている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 03:39 UTC 版)

エダフォサウルス科」の記事における「帆」の解説

エダフォサウルス科特徴として上げられるものの一つに、伸長した神経棘がある。この神経棘には帆が張られていたと考えられる。その用途としては、性的ディスプレイおよび体温調節のための熱交換器としてであったとされる。こういった帆はディメトロドンなども持っているが、最大相違点棘突起から突き出た多数横突起である。この突起前部のものほど発達著しく尾部に向かうにつれ貧弱になっていく傾向がある。そのため、これは前から見られる事を前提したものであるとされ、彼らはこれによって個体間の識別をしていたといわれる。こういった特徴有する帆は、イアンタサウルスエダフォサウルスがともに持っているまた、グラウコサウルスは、発見されたのは頭蓋一部のみであるが、前出二者中間的な形態から、同様の帆を持っていたと思われる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 00:53 UTC 版)

ディメトロドン」の記事における「帆」の解説

ディメトロドン最大特徴は、伸長した脊椎神経である。このの間には帆が張られていたと考えられている。これは性的なディスプレイ使用されたとも言われているが、この帆には多数血管走り大量血液供給される様になっているため、帆は熱交換器としても機能していたとされる。つまり、体温が低い朝方には日光浴びて熱を吸収し体温上昇しすぎた際には風に当てて身体冷やしていたと考えられている。 1973年英国レディング大学en:University of Reading)のブラムウェルとフェルゲットは、ディメトロドン体重250キログラム仮定した場合の帆の有無による体温変化試算したその結果体温26から32まで上昇するのに必要な時間は、帆の無い場合205分を要したのに対し、ある場合80分まで短縮された。これにより、朝方においてまだ体温が低く活発に動けない獲物容易に捕食できたと考えられている。 なお、捕食対象として同時代同地域に生息していた大型四肢動物大半エダフォサウルスエリオプスディアデクテスオフィアコドン等)や、その他の小動物含まれる推測されている。 ちなみにスフェナコドン科メンバー全体的に神経伸びる傾向がある。セコドントサウルス属も帆を有し、またスフェナコドン属も、帆にまではなっていないものの、棘突起椎体の5倍ほどまで伸びている。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:42 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. )船のにかけ、風を受けて船を進めるための布。

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