はん【帆】
ほ【帆】
帆
姓 | 読み方 |
---|---|
帆 | ほ |
帆 | ほさき |
帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 07:45 UTC 版)
帆(ほ)とは、風により船の推進力を得るための器具である。ヨットなどの洋装帆船において英語「sail」からきたセイル(セール)またはこれが訛ったスルなどと呼称される。
注釈
出典
- ^ 『大王の棺を運ぶ実験航海 -研究編-』 石棺文化研究会 2007年 第三章 阿南亨 p.99.
- ^ 例えば河内微小流動プロジェクト[リンク切れ]を参照。
- ^ Dean King, A Sea of Words: A Lexicon and Companion to the Complete Seafaring Tales of Patrick O'Brian, 3rd ed. (New York: Henry Holt, 2000)
- ^ 国立民族学博物館『旅 いろいろ地球人』(淡交社、2009年)[要ページ番号]
- ^ Casson, Lionel (1995): "Ships and Seamanship in the Ancient World", Johns Hopkins University Press, ISBN 978-0-8018-5130-8, pp. 243–245.
- ^ a b ブライアン・レイヴァリ著、増田義郎、武井摩利訳『船の歴史文化図鑑:船と航海の世界史』悠書館、2007年。ISBN 9784903487021、pp.62-65.
- ^ a b “やわたはま広報 2016年11月号 Vol.140”. 八幡浜市. p. 4 (2016年1月1日). 2021年9月18日閲覧。
- ^ a b “高知県立歴史民俗資料館だより 岡豊風日 第79号”. 高知県立歴史民俗資料館 (2012年7月1日). 2021年9月18日閲覧。
- ^ 古沢恒敏編 『正しい家紋帖』 金園社 1995年 pp.36 - 37.帆単体の紋が多く、帆船の紋は3つ。
帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 08:13 UTC 版)
詳細は「帆#帆船の各帆の名称」を参照 マストの中で最も下に位置する最大のそのマストにおける帆はコースセイルであり、単純にマストの名前で呼ばれる。例えばフォアマストであれば、フォアセイル(右図における5の帆)である。コースセイルより高い帆も基本的にマストの名称を用い、下側から順に、 トップセイル - 2つに分割される場合もある。 トガンセイル - 2つに分割される場合もある。 ロイヤルセイル - 存在しない場合もある。 スカイセイル - 存在しない場合もある。 と呼ばれる。
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帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 04:39 UTC 版)
江戸初期は経済性の問題から性能の良い木綿は軍船を除き、あまり用いられず筵帆が中心であった。しかしその後、木綿の国産化が進むと廻船にも木綿帆が用いられるようになり17世紀後半には弁才船でも標準化される。当初は薄い木綿布を二枚重ね、太い木綿糸で刺し子にした刺帆が用いられたが、1785年(天明5年)に工楽松右衛門が、太い木綿糸で織った丈夫で手間もかからない織帆を開発し、瞬く間に普及した。
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帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 17:15 UTC 版)
帆は脊椎の棘突起が伸張したものと思われる。その主たる機能として推定されるのは、繁殖用のディスプレイ、および、体温調節のための熱交換器である。しかし、2011年の研究では、帆部分の微細な骨組織を調査した結果、帆に血管が通っていた痕跡が見られないことが明らかになっており、体温調節機能については疑問視されている。肉食性のディメトロドンも同様の帆を具えているが、上述の機能に関する限り、植物食性であるエダフォサウルスとの間に違いがあったようには思われない。 しかし、他の機能面では大きな相違点があったと考えられる。それは、帆を支える棘突起から伸びる横突起が多数存在することで明らかとなる。この横突起はヒトの指ほどの長さ・太さであり、前方のものほど良く発達している。また、個体ごとの配列はまちまちであり、規則性らしきものは無い。すなわち、個体ごとの個性を生んでいるということである。これらの特徴に基づいて、横突起の並びは前方から見られる事を想定しているとの推測が可能であり、本種はこの部位をもって互いを識別していたのではないかと考えられる。 ちなみに、同じエダフォサウルス科に属し、より原始的な形質を示すイアンタサウルスにも、帆とそれに付随する横突起は存在した。 この時期、ディメトロドンなどのスフェナコドン科の一部の属も帆を持っていたが、同じ盤竜目とはいえ系統的には両者は決して近くはない。これらの帆は、各々が独自で獲得したもの、いわゆる収斂進化の結果としての相似であると思われる。また、プラティヒストリクスなど、同時代の両生類にも背中に帆を持つものがいた。
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帆(動力→動力)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:41 UTC 版)
「再生可能エネルギー」の記事における「帆(動力→動力)」の解説
船の推進力。
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帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 21:06 UTC 版)
エダフォサウルス科及びスフェナコドン科の二つのグループに、背中に帆を持つものが存在した。これは各々独自に獲得したものと思われる。これは脊椎の棘突起が伸長したものであり、その用途は熱交換及びディスプレイの為であったと考えられている。
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帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 02:58 UTC 版)
長く伸長した棘突起の間には皮膚の膜があり、帆を形成していたとされる。この帆の使用目的は長らく不明であった。かつて唱えられた説の一つでは、帆のあるディメトロドンがオス、帆の無いスフェナコドンがメスであり、性的二形を示すものであるとされたことがあった。しかし、ディメトロドンはテキサス州産、スフェナコドンはニューメキシコ州産であり、当時この両者の産地は狭い内海によって隔てられていた。また頭骨の形態にも差異がある事などから、両者は別属であるとしてこの説は否定された。後にこれらの突起が前後方向に広がっている事、骨の表面に血管の痕跡が発見されたことなどから、おそらく生存時にはこの帆に血液が大量に送り込まれる様になっており、熱交換器として機能していたとされている。体温調節機能を持たぬかれらは、太陽光をこの帆に受ける事で血液を暖め、獲物が満足に動けぬうちに捕食していたとされる。また、体温が上がりすぎる日中には、この帆に風を受ける事で熱を逃がしていたという。しかし、帆を持たぬ盤竜類も繁栄しており、こうした帆を持つ事が生存にとって有利であったかとは言い切れない。事実、盤竜類の後継者である獣弓類は、帆を持たぬグループの子孫であるからである。先行するエダフォサウルス科もこうした帆を持っているが、両者は特に近縁という訳ではなく、共に帆を持たぬ先祖から進化し、各々が獲得した平行進化によるものである。スフェナコドン科の帆にはエダフォサウルスの様な横突起はない。おそらくは両者とも、体温調節と同時に性的ディスプレイとしてもこの帆を使っていたとされている。
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帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 03:39 UTC 版)
エダフォサウルス科の特徴として上げられるものの一つに、伸長した神経棘がある。この神経棘には帆が張られていたと考えられる。その用途としては、性的ディスプレイおよび体温調節のための熱交換器としてであったとされる。こういった帆はディメトロドンなども持っているが、最大の相違点は棘突起から突き出た多数の横突起である。この突起は前部のものほど発達が著しく、尾部に向かうにつれ貧弱になっていく傾向がある。そのため、これは前から見られる事を前提としたものであるとされ、彼らはこれによって個体間の識別をしていたといわれる。こういった特徴を有する帆は、イアンタサウルス、エダフォサウルスがともに持っている。また、グラウコサウルスは、発見されたのは頭蓋の一部のみであるが、前出の二者の中間的な形態から、同様の帆を持っていたと思われる。
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帆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 00:53 UTC 版)
ディメトロドンの最大の特徴は、伸長した脊椎の神経棘である。この棘の間には帆が張られていたと考えられている。これは性的なディスプレイに使用されたとも言われているが、この帆には多数の血管が走り、大量の血液が供給される様になっているため、帆は熱交換器としても機能していたとされる。つまり、体温が低い朝方には日光を浴びて熱を吸収し、体温が上昇しすぎた際には風に当てて身体を冷やしていたと考えられている。 1973年、英国レディング大学(en:University of Reading)のブラムウェルとフェルゲットは、ディメトロドンの体重を 250キログラム と仮定した場合の帆の有無による体温の変化を試算した。その結果、体温が26℃から32℃まで上昇するのに必要な時間は、帆の無い場合に205分を要したのに対し、ある場合は80分まで短縮された。これにより、朝方においてまだ体温が低く、活発に動けない獲物を容易に捕食できたと考えられている。 なお、捕食対象としては同時代同地域に生息していた大型四肢動物の大半(エダフォサウルス、エリオプス、ディアデクテス、オフィアコドン等)や、その他の小動物が含まれると推測されている。 ちなみにスフェナコドン科のメンバーは全体的に神経棘が伸びる傾向がある。セコドントサウルス属も帆を有し、またスフェナコドン属も、帆にまではなっていないものの、棘突起は椎体の5倍ほどまで伸びている。
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帆
帆
「帆」の例文・使い方・用例・文例
- 帆を全開せずに走る
- 大きな帆船が霧の中からぼうっと現れた
- 帆船は港の中で方向転換した
- 帆を揚げる
- 帆を降ろす
- 帆をたたむ
- その浜の沖に帆船の姿が見えた
- シドニーに向けて出帆する
- 風が帆をふくらませた
- 帆は強い風を受けてぴんと張った
- 彼はハリヤードを引っ張り帆を上げた。
- 補助帆には旗が掲げられていた。
- 私は東京湾で帆走を楽しんだ。
- これまで順風満帆な人生を送っています。
- 彼女の人生は今まで順風満帆でした。
- 会社の経営があまりにも順風満帆で、かえって恐いぐらいだ。
- ジブの裏帆とラダーを使って、バックしながら船首を進みたい方向に向けました。
帆と同じ種類の言葉
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