郷瀬川とは? わかりやすく解説

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郷瀬川

読み方:ゴウセガワ(gousegawa)

所在 愛知県

水系 木曾川水系

等級 1級


郷瀬川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 09:11 UTC 版)

郷瀬川
公園橋より下流を望む
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 4.4 km
水源 新池(愛知県
河口・合流先 木曽川(愛知県)
流域 日本・愛知県
テンプレートを表示
木曽川の犬山頭首工付近の航空写真。犬山頭首工のやや上流で合流するのが郷瀬川で、郷瀬川から南に分岐するのが新郷瀬川。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
小牧市春日井市周辺河川の位置関係図

郷瀬川(ごうせがわ)は、木曽川水系一級河川愛知県犬山市を流れる。木曽川本川に合流する1次支川[1][2]

地理

郷瀬川・概略図
新池
国道41号名濃バイパス
愛知県道188号
名鉄広見線
愛知県道186号
善師野川
新橋
富岡橋
黒橋
富ヶ丘橋
富岡新橋
石田橋
丸山橋
新郷瀬川
白帝橋
天神橋
天白橋
名鉄犬山線各務原線
こじま橋
愛知県道27号(郷瀬川橋)
瓦坂橋
公園橋
木曽川

愛知県犬山市塔野地付近の新池を水源とし、犬山市犬山にある犬山城の東側で木曽川に合流する。河川法における河川延長は4.4[3]

最上流部では15メートルほどの川幅の掘込み河道であり、緩やかな傾斜で河床には植生も見られる[3]。善師野川が合流する付近では北側に山裾が迫っており、この付近で急激に西向きに流れを変える[3]新郷瀬川の合流点付近まで徐々に川幅は広がるが、この付近にはやや急な勾配の区間も存在する[3]。新郷瀬川が合流すると川幅30メートルで流れは緩やかになるが、木曽川の合流部は約13メートルの落差があり常時のように流れ落ちており、その手前も比較的急な勾配となっている[3]

歴史

現在の犬山市富岡新町付近以下の郷瀬川の流路は人工的な河道である[4][5]。かつての郷瀬川は犬山市富岡新町付近から西に流れて、現在の合瀬川筋で庄内川へと合流していた[5]1868年明治元年)の長雨で入鹿池決壊による水害が発生したのを契機に五条川河川改修が計画され、その工事の中で1886年(明治19年)に郷瀬川は現在のように木曽川へと付け替えられた[5]。五条川から郷瀬川を経て木曽川に放水する新郷瀬川は1944年昭和19年)に完成した[5]

脚注

  1. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年12月13日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年12月13日閲覧。
  3. ^ a b c d e 愛知県河川整備計画流域委員会. “河川の概要” (PDF). 2022年12月13日閲覧。
  4. ^ 愛知県河川整備計画流域委員会. “河川の現状と課題” (PDF). 2022年12月13日閲覧。
  5. ^ a b c d 愛知県 (2018年11月7日). “川筋の変遷とその痕跡-愛知県の河川の歴史-”. 2022年12月13日閲覧。


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