運動エネルギーとは? わかりやすく解説

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うんどう‐エネルギー【運動エネルギー】

読み方:うんどうえねるぎー

運動している物体のもつエネルギー速度v運動している質量m物体質点)の運動エネルギーはmv2/2である。


運動エネルギー

英訳・(英)同義/類義語:kinetic energy

運動している物体保有するエネルギーで、質量速度2乗の積。

運動エネルギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/21 02:42 UTC 版)

運動エネルギーうんどうエネルギー: kinetic energy)は、物体運動に伴うエネルギーである。物体の速度を変化させる際に必要な仕事である。英語の kinetic は、「運動」を意味するギリシア語κίνησις(kinesis)に由来する。この用語は1850年頃ウィリアム・トムソンによって初めて用いられた。


  1. ^ v は速度 v の大きさを表す。


「運動エネルギー」の続きの解説一覧

運動エネルギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 14:12 UTC 版)

武器」の記事における「運動エネルギー」の解説

前述通り多く武器が運動エネルギーによる攻撃、つまり物体運動させ対象へと衝突させる攻撃を行う。運動エネルギーは質量比例し速度角速度)の2乗比例する。運動エネルギーを保持した武器対象へと食い込み構造物理的に破壊する棍棒などの打撃武器衝撃対象内部へと浸透させて構造破壊する仕組みをもつ。青銅のような硬く靱性粘り)があり強度の高い材質変形しにくく堅牢なため武器に向く。硬さはあるが粘りがない材質(石やガラス)は武器成形して自壊してエネルギー逃がしてしまうため、武器には不向きといえる。ただし投射武器としては優秀な物となることがある即席打撃武器としても通用しやすく、また鋭利な刃物としても使うこともできるが、長く維持できない使用するたび切断力が落ちる)ため、あまり実用性はない。 これらの武器では、運動エネルギーを小さな断面積集中させ、より大きな効果を得る構造をもつ。メイスの出縁や穂先は点に、刀剣は線に集中させる構造といえる

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運動エネルギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 22:42 UTC 版)

銃火器の物理学」の記事における「運動エネルギー」の解説

しかし射手比較して弾丸質量小さいほど、弾丸射手より遥かに大きな運動エネルギーを得る。運動エネルギーは、射手側が 1 2 M V 2 {\displaystyle {\begin{matrix}{\frac {1}{2}}\end{matrix}}MV^{2}} で、弾丸側は 1 2 m v 2 {\displaystyle {\begin{matrix}{\frac {1}{2}}\end{matrix}}mv^{2}} となる。射手に伝わるエネルギーこのように表すことができる。 1 2 M V 2 = 1 2 M ( m v M ) 2 = m M 1 2 m v 2 {\displaystyle {\frac {1}{2}}MV^{2}={\frac {1}{2}}M\left({\frac {mv}{M}}\right)^{2}={\frac {m}{M}}{\frac {1}{2}}mv^{2}} エネルギー比率を表すには 1 2 M V 2 1 2 m v 2 = m M ( 2 ) {\displaystyle {\frac {{\frac {1}{2}}MV^{2}}{{\frac {1}{2}}mv^{2}}}={\frac {m}{M}}\qquad (2)} 運動エネルギーの比は、質量の比に等しく速度とは無関係である。弾丸質量射手それよりも遥かに小さいので、弾丸射手よりも大きな運動エネルギーを得る。弾丸発砲され武器から離れると、弾丸エネルギー飛翔中に減衰し、その残り標的命中して消滅する(例:弾丸標的変形する)。

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運動エネルギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/13 10:10 UTC 版)

マズルエネルギー」の記事における「運動エネルギー」の解説

運動エネルギーの一般的な算出式以下の通りE k = 1 2 m v 2 {\displaystyle E_{k}={\begin{matrix}{\frac {1}{2}}\end{matrix}}mv^{2}} v には弾速 m には弾丸質量代入する。 マズルエネルギーには質量、弾速の二要素関係しているが、弾速は二乗される。そのためマズルエネルギー決定には、弾速が大きな比重占める。速度そのまま質量倍増すれば、エネルギーは倍となるが、質量そのまま速度が倍となればマズルエネルギーは4倍となる。国際単位系で、質量の単位キログラムで、弾速の単位メートル毎秒であれば上の式のEkジュールとなる。

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運動エネルギー

出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 10:24 UTC 版)

名詞

運動エネルギーうんどうエネルギー

  1. 運動している物体の持つエネルギー

対義語

翻訳


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