運動エネルギー兵器とは? わかりやすく解説

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運動エネルギー弾

(運動エネルギー兵器 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/20 15:37 UTC 版)

運動エネルギー弾(うんどうエネルギーだん、英語:kinetic energy penetrator、KEP)とは、炸薬ではなく質量、弾頭硬度、速度といったミサイル・砲弾自身が持つ運動エネルギーによって対象を破壊する機構を持つ弾丸兵器のこと。砲弾とミサイルの違いはあるが、運動エネルギーミサイルも本項で説明する。


  1. ^ デジタル大辞泉KEW。運動エネルギーを利用した兵器・武器という意味では弓矢投石機なども含まれる。
  2. ^ デジタル大辞泉DEW


「運動エネルギー弾」の続きの解説一覧

運動エネルギー兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 02:46 UTC 版)

戦略防衛構想」の記事における「運動エネルギー兵器」の解説

Kinetic Energy WeaponKEW)。従来火薬から高性能爆薬、あるいはレールガンを含む各種電磁投射砲コイルガンやリニアモーターガン)などが想定された。 右画像7g合成樹脂(Lexan)製弾丸加速圧搾ガス用いたのであるが、最大初速で約7km/s(秒速7km)にも達しアルミニウムブロック衝突して運動エネルギー一部は熱に変換されこのような衝突となった空気中では余りに軽い弾丸空気抵抗抗力)にもより急速に減速してしまう事から、火薬を使う銃器でも一定の重さを持つ弾丸か、あるいは空気抵抗少な形状をしているのが一般的であるが、空気のない宇宙空間では問題なく発射から衝突までの運動エネルギー保持されるため、高速飛行する核ミサイル迎撃しやすいよう、専ら発射速度だけが重視された。 このほかにも人工衛星から大量微細なスペースデブリ放出させ、散弾銃のように広範囲弾丸発射対象となる人工衛星核ミサイルとの交差軌道取らせる事で破壊するアイデアもあった。

※この「運動エネルギー兵器」の解説は、「戦略防衛構想」の解説の一部です。
「運動エネルギー兵器」を含む「戦略防衛構想」の記事については、「戦略防衛構想」の概要を参照ください。

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「運動エネルギー兵器」の例文・使い方・用例・文例

  • 運動エネルギー兵器という核兵器
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