劣化ウランとは?

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劣化ウラン

読み方:れっかウラン
英語:depleted uranium

ウラン濃縮副産物として生じる、核分裂を起こさないウラン238もっぱら含むウランのこと。

天然ウランには、ウラン238が約99.3%、核分裂をよく起こすウラン235が約0.7%含まれるとされる。これを分離して、ウラン235割合を数パーセント引き上げ作業ウラン濃縮であり、ウラン濃縮における残り滓が劣化ウランである。

高速増殖炉では、劣化ウランに中性子をぶつけることで、核燃料として利用できるプルトニウム239生成することができる。

劣化ウラン

劣化ウランとは、ウラン-235割合天然ウラン(0.71%)よりも少なウランのことをいう。 軽水炉ウラン燃料には、ウラン-235割合をおよそ3~4%に高め濃縮ウラン使用するが、天然ウラン濃縮ウランにする一方でウラン-235割合天然ウランよりも少な0.2~0.3%程度ウラン発生する。これが劣化ウランである。劣化ウランは、将来高速増殖炉燃料として使用できるので、日本では保管されている。海外では、金属ウラン比重大きいことを利用して、重量バランス材等に使用されている。

劣化ウラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/31 06:44 UTC 版)

劣化ウラン(れっかウラン英語:Depleted Uranium、略称:DU)は、ウラン235の含有率が天然ウランの0.720%[1][2]より低くなったものと定義されている[1]ウラン濃縮の際に副産物として生成されるものは、ウラン235の同位体存在比が0.2から0.3%[3]と半分未満である。またウラン235の濃度が低下した使用済み核燃料をさすこともある[3]減損ウラン(げんそんウラン)とも呼ばれる。英語ではともにdepleted uraniumであるが、劣化ウランということもあれば減損ウランと訳すこともある[1]


  1. ^ a b c d 物理学辞典編集委員会編、『物理学辞典三訂版』、培風館、2005年、項目「劣化ウラン」より。ISBN 4-563-02094-X
  2. ^ 長倉三郎ほか編、『理化学辞典第5版』、岩波書店、1998年、項目「ウラン」より。ISBN 4-00-080090-6
  3. ^ a b c 長倉三郎ほか編、『理化学辞典第5版』、岩波書店、1998年、項目「劣化ウラン」より。ISBN 4-00-080090-6
  4. ^ exposure to DU of young children be monitored and preventive measures are taken, as children might be at particular risk of exposure because of the way they play
  5. ^ 国際原子力機関 劣化ウラン Q&A[1]
  6. ^ ネットでウラン売買か 警視庁、出品・落札者特定し聴取 | 共同通信”. 共同通信. 共同通信 (2019年1月31日). 2019年1月31日閲覧。
  7. ^ ネットでウラン売買か 出品・購入者特定し押収”. 日本経済新聞 電子版. 日本経済新聞 (2019年1月31日). 2019年1月31日閲覧。


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