運動方程式とは? わかりやすく解説

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うんどう‐ほうていしき〔‐ハウテイシキ〕【運動方程式】

読み方:うんどうほうていしき

物体運動決定する方程式ニュートン力学では、物体質量m加速度をα、力をfとするとき、運動方程式はf表される相対論量子力学などでも、それぞれの条件を満たす運動方程式が導かれている。


運動方程式

英語 equation of motion

物体運動を表す式。一般に運動している物体力の釣り合いを表す式で、加速度変数とする慣性項、速度変数とする減衰項、変位変数とするばね項、外部から加わる力である外力項で構成される

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 14:23 UTC 版)

運動方程式(うんどうほうていしき)とは、物理学において運動の従う法則を数式に表したもの。




「運動方程式」の続きの解説一覧

運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 15:20 UTC 版)

弦の場の理論」の記事における「運動方程式」の解説

運動方程式は、次の方程式与えられる。(この方程式一部学会ではクロイター方程式(Kroyter equation)と呼ぶこともある。) Q B Ψ + Ψ ∗ Ψ = 0 {\displaystyle Q_{B}\Psi +\Psi *\Psi =0\left.\right.} 弦の場 Ψ {\displaystyle \Psi } は通常の古典場の無限個の集りであるので、これらの方程式は非線型微分方程式の無限個の集りを表す。(これらの方程式の)解を探すには、2つ方法がある。 ひとつは数値的方法で、弦の場を消去し、単に固定された値よりも小さな質量を持つ場を意味するとする、「レベル消去(level truncation)」として知られている過程である。 これは運動方程式を有限個の結合され微分方程式とする過程で、多くの解の発見つながった第二方法は、マルチン・シュナーベル(Martin Schnabl)の仕事により、*-積とBRST作用素による作用の下での単純な振る舞いを持つように仮設注意深く取り込むことで、解析的な解を得ることができるという方法である。この方法は、タキオン真空解と同様に臨界での変形を表す解として得られることを導いた

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 12:00 UTC 版)

力のモーメント」の記事における「運動方程式」の解説

物体慣性モーメント I、角加速度 α、力のモーメント N の間には、ニュートンの運動方程式とよく似た関係が成り立つ。 I α = N . {\displaystyle I{\boldsymbol {\alpha }}={\boldsymbol {N}}.}

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 09:35 UTC 版)

二重振り子」の記事における「運動方程式」の解説

二重振り子の運動方程式はラグランジュ関数用いて導出される場合が多い。各振り子の腕は剛体連結部での摩擦空気抵抗のような減衰は無い、外力働かない自由振動とすれば、以下のような運動方程式が得られるそれぞれの振子の腕の先端質点存在するモデル単振り子連結したモデル)の運動方程式を示す。 ( m 1 + m 2 ) l 1 θ ¨ 1 + m 2 l 2 θ ¨ 2 cos ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + m 2 l 2 θ ˙ 2 2 sin ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + ( m 1 + m 2 ) g sin ⁡ θ 1 = 0 {\displaystyle (m_{1}+m_{2})l_{1}{\ddot {\theta }}_{1}+m_{2}l_{2}{\ddot {\theta }}_{2}\cos(\theta _{1}-\theta _{2})+m_{2}l_{2}{\dot {\theta }}_{2}^{2}\sin(\theta _{1}-\theta _{2})+(m_{1}+m_{2})g\sin \theta _{1}=0} l 1 l 2 θ ¨ 1 cos ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + l 2 2 θ ¨ 2 − l 1 l 2 θ ˙ 1 2 sin ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + g l 2 sin ⁡ θ 2 = 0 {\displaystyle l_{1}l_{2}{\ddot {\theta }}_{1}\cos(\theta _{1}-\theta _{2})+l_{2}^{2}{\ddot {\theta }}_{2}-l_{1}l_{2}{\dot {\theta }}_{1}^{2}\sin(\theta _{1}-\theta _{2})+gl_{2}\sin \theta _{2}=0} ここで、θ1、θ2:各振り子角、m1、m2:各質量、l1、l2:各振り子長さ、g:重力加速度で、˙は時間tによる1階微分、¨はtによる2階微分を表す。 一方それぞれの振子の腕の中間質点存在するモデル物理振り子連結したモデル)の運動方程式を示す。 ( m 1 + 4 m 2 ) l 1 θ ¨ 1 + 2 m 2 l 2 θ ¨ 2 cos ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + 2 m 2 l 2 θ ˙ 2 2 sin ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + ( m 1 + 2 m 2 ) g sin ⁡ θ 1 = 0 {\displaystyle (m_{1}+4m_{2})l_{1}{\ddot {\theta }}_{1}+2m_{2}l_{2}{\ddot {\theta }}_{2}\cos(\theta _{1}-\theta _{2})+2m_{2}l_{2}{\dot {\theta }}_{2}^{2}\sin(\theta _{1}-\theta _{2})+(m_{1}+2m_{2})g\sin \theta _{1}=0} l 2 θ ¨ 2 + 2 l 1 θ ¨ 1 cos ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) − 2 l 1 θ ˙ 1 2 sin ⁡ ( θ 1 − θ 2 ) + g sin ⁡ θ 2 = 0 {\displaystyle l_{2}{\ddot {\theta }}_{2}+2l_{1}{\ddot {\theta }}_{1}\cos(\theta _{1}-\theta _{2})-2l_{1}{\dot {\theta }}_{1}^{2}\sin(\theta _{1}-\theta _{2})+g\sin \theta _{2}=0} ここで、2l1、2l2:各振り子長さで、他は上記単振り子連結モデルと同じである。どちらのモデル力学系解析ではよく扱われる。 これらの系の運動状態は、 θ 1 {\displaystyle \theta _{1}} 、 θ 2 {\displaystyle \theta _{2}} 、 θ ˙ 1 {\displaystyle {\dot {\theta }}_{1}} 、 θ ˙ 2 {\displaystyle {\dot {\theta }}_{2}} の4つ変数一意決定される。しかし、これらの運動方程式の理論解析困難なため、運動状態を得るにはコンピュータによる数値解析が行われる。変数時間発展を得るためにルンゲ=クッタ法などが使用される。 簡単のために状態を限定すれば厳密解を得ることもでき、振り子振り幅小さ範囲として、なおかつm1 = m2 = m、l1 = l2 = lとすれば運動2つ固有振動足し合わせ表されそれぞれの固有振動数ω1、ω2は以下のように得られる。 ω 1 = 22 g l = 0.765 g l {\displaystyle \omega _{1}={\sqrt {2-{\sqrt {2}}}}{\sqrt {\frac {g}{l}}}=0.765{\sqrt {\frac {g}{l}}}} ω 2 = 2 + 2 g l = 1.848 g l {\displaystyle \omega _{2}={\sqrt {2+{\sqrt {2}}}}{\sqrt {\frac {g}{l}}}=1.848{\sqrt {\frac {g}{l}}}}

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/14 01:15 UTC 版)

倒立振子」の記事における「運動方程式」の解説

倒立振子の運動方程式は、倒立振子課せられる拘束によって変化する倒立振子構成には様々なものがありうるため、それらを記述する運動方程式も数多く存在する

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 05:59 UTC 版)

終端速度」の記事における「運動方程式」の解説

球状物体重力により落下しながら浮力空気抵抗受けている場合考える。また仮定として、物体単独で(他の物体があってもそれらからの影響受けずに)運動しているとする。 このとき、物体の運動方程式は ρ s V d u d t = ( ρ s − ρ f ) V gc D S ρ f u 2 2 {\displaystyle \rho _{\mathrm {s} }V{\frac {\mathrm {d} u}{\mathrm {d} t}}=(\rho _{\mathrm {s} }-\rho _{\mathrm {f} })Vg-c_{\mathrm {D} }S{\frac {\rho _{\mathrm {f} }u^{2}}{2}}} となる。ここで、 ρs :物体密度 [kg/m3] ρf :空気密度 V = π 6 d 3 {\displaystyle V={\frac {\pi }{6}}d^{3}} :物体体積 [m3] S = π 4 d 2 {\displaystyle S={\frac {\pi }{4}}d^{2}} :物体運動方向への投影面積 [m2]d :物体直径 [m] u :物体速度 [m/s] g :重力加速度 [m/s2] cD抗力係数 である。 抗力係数 cDc D = { 24 R e ( R e < 2 ) 10 R e ( 2 < R e < 500 ) 0.44 ( 500 < R e < 10 5 ) {\displaystyle c_{\mathrm {D} }={\begin{cases}{\dfrac {24}{Re}}&(Re<2)\\{\dfrac {10}{\sqrt {Re}}}&(2<Re<500)\\0.44&(500<Re<10^{5})\end{cases}}} と表される。ここで、Re物体速度無次元化したレイノルズ数であり、 R e = d u ρ f μ f {\displaystyle Re={\frac {du\rho _{\mathrm {f} }}{\mu _{\mathrm {f} }}}} μf :空気粘性係数 [kg/m s] と定義される。この流れレイノルズ数Re範囲Re < 2 :ストークス域(層流域) 2 < Re < 500アレン域(中間域) 500 < Re < 105ニュートン域(乱流域) と呼び分けられる。

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:15 UTC 版)

アインシュタイン・ヒルベルト作用」の記事における「運動方程式」の解説

さて、必要な式の変形全て整ったので、これらを計量場の運動方程式へ代入すると、 R μ ν − 1 2 g μ ν R = 8 π G c 4 T μ ν {\displaystyle R_{\mu \nu }-{\frac {1}{2}}g_{\mu \nu }R={\frac {8\pi G}{c^{4}}}T_{\mu \nu }} を得ることができる。この式はアインシュタインの場の方程式であり、 κ = 8 π G c 4 {\displaystyle \kappa ={\frac {8\pi G}{c^{4}}}} を選ぶと、非相対論的極限ではニュートンの万有引力の法則であることが分かる。ここに G は重力定数である(詳細対応原理参照)。

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/07 07:11 UTC 版)

N体シミュレーション」の記事における「運動方程式」の解説

宇宙膨張は、宇宙現在の大きさを1とする相対的な大きさを表すスケール因子 a ( t ) {\displaystyle a(t)} により表されその時発展フリードマン方程式 1 a d a d t = H 0 Ω Λ 0 + Ω m 0 a − 3 + Ω r 0 a − 4 {\displaystyle {\frac {1}{a}}{\frac {da}{dt}}=H_{0}{\sqrt {\Omega _{\mathrm {\Lambda } 0}+\Omega _{m0}a^{-3}+\Omega _{r0}a^{-4}}}} により与えられる。ここに H 0 {\displaystyle H_{0}} はハッブル定数、 Ω x 0 {\displaystyle \Omega _{x0}} は密度パラメータである。これにより、逆に独立変数として時刻 t {\displaystyle t} の代わりにスケール因子 a {\displaystyle a} を用いることができる。 粒子座標としては宇宙膨張効果取り除いた動座標 x {\displaystyle \mathbf {x} } が用いられる。これは固有座標 r {\displaystyle \mathbf {r} } と r = a ( t ) x {\displaystyle \mathbf {r} =a(t)\mathbf {x} } という関係にある。粒子速度はその微分 d r d t = H r + a ( t ) d x d t {\displaystyle {\frac {d\mathbf {r} }{dt}}=H\mathbf {r} +a(t){\frac {d\mathbf {x} }{dt}}} であるが、初期宇宙での発散回避するために w := a ( t ) d x d t {\displaystyle \mathbf {w} :={\sqrt {a(t)}}{\frac {d\mathbf {x} }{dt}}} が用いられる最終的な運動方程式は d x d a = w S ( a ) {\displaystyle {\frac {d\mathbf {x} }{da}}={\frac {\mathbf {w} }{S(a)}}} d w d a = − 3 2 w a + 1 a 2 S ( a ) ∇ Φ ( x ) {\displaystyle {\frac {d\mathbf {w} }{da}}=-{\frac {3}{2}}{\frac {\mathbf {w} }{a}}+{\frac {1}{a^{2}S(a)}}\nabla \Phi (\mathbf {x} )} S ( a ) = H 0 Ω m 0 + a 3 Ω Λ 0 {\displaystyle S(a)=H_{0}{\sqrt {\Omega _{m0}+a^{3}\Omega _{\Lambda 0}}}} である。

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:49 UTC 版)

特殊相対性理論」の記事における「運動方程式」の解説

すでに運動量概念4元ベクトル化したので、力の概念4元ベクトル化した4元力 f→ が定義できればニュートンによる質点の運動方程式 f = dp / dtローレンツ変換不変にした特殊相対性理論の運動方程式 f → = m d pd t {\displaystyle {\vec {f}}=m{\frac {\mathrm {d} {\vec {p}}}{\mathrm {d} t}}} が定式化できる。 現在知られている4種類の力のうち、電磁気力強い力弱い力3つは4元力として表現可能な事が知られている。このうち電磁気力を4元力として表現する方法は後の節で述べる。 一方重力特殊相対性理論範囲4元ベクトル化しようとしてもローレンツ変換に対して不変にならないためうまくいかない重力を扱うには一般相対性理論が必要となる。

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:28 UTC 版)

スカイダイビング」の記事における「運動方程式」の解説

自由落下時に発生する抗力は以下の式となる。 D = 1 2 ρ v 2 S C D {\displaystyle D={1 \over 2}\rho v^{2}SC_{\mathrm {D} }} ここで C D {\displaystyle C_{\mathrm {D} }} は抗力係数 D は、発生する抗力 ρ {\displaystyle \rho } は大気密度 v {\displaystyle v} は物体大気相対速度 m {\displaystyle m} は降下物体の質量 S b {\displaystyle S_{b}} は降下物体の投影面積 従って自由落下時の運方程式は、以下のようになるm d v d t = m g1 2 ρ v 2 S C D {\displaystyle m{\frac {dv}{dt}}=mg-{1 \over 2}\rho v^{2}SC_{D}}

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 22:16 UTC 版)

連続体力学」の記事における「運動方程式」の解説

Vを連続体上の時間変化しない)任意の領域とするとき、運動量保存の法則から以下が成立する: (単位時間にVに働く力積総和) = (単位時間にVに流出する運動量総和) + (単位時間にVに働く体積力による力積) + (単位時間にVの境界に働く面積力による力積) 上の式を具体的に書き下すことで、連続体の運動方程式を導出できる。 連続体の点xにおける時刻tでの密度をρ=ρ(x,t)とし、速度ベクトルv=v(x,t)とするとき、 (単位時間にVに働く力積総和) = d d ⁡ t ∫ V ρ v d ⁡ V = ∫ V ∂ ( ρ v ) ∂ t d ⁡ V , {\displaystyle ={\operatorname {d} \over \operatorname {d} t}\int _{V}\rho \mathbf {v} \operatorname {d} V=\int _{V}{\partial (\rho \mathbf {v} ) \over \partial t}\operatorname {d} V,} であり、 (単位時間にVに流出する運動量総和) = ∫∂V(微小面dS通って流入した粒子の総質量)・(dS法線方向粒子速さ)dS = ∫ ∂ V ( ρ v ) ⋅ ( v ⋅ n ) d ⁡ S {\displaystyle =\int _{\partial V}(\rho \mathbf {v} )\cdot (\mathbf {v} \cdot \mathbf {n} )\operatorname {d} S} = ∫ ∂ V t ( ρ v 1 v ⋅ n , ρ v 2 v ⋅ n , ρ v 3 v ⋅ n ) d ⁡ S {\displaystyle =\int _{\partial V}{}^{t}(\rho v_{1}\mathbf {v} \cdot \mathbf {n} ,\rho v_{2}\mathbf {v} \cdot \mathbf {n} ,\rho v_{3}\mathbf {v} \cdot \mathbf {n} )\operatorname {d} S} = ∫ V t ( ∇ ⋅ ( ρ v 1 v ) , ∇ ⋅ ( ρ v 2 v ) , ∇ ⋅ ( ρ v 3 v ) ) d ⁡ V {\displaystyle =\int _{V}{}^{t}(\nabla \cdot (\rho v_{1}\mathbf {v} ),\nabla \cdot (\rho v_{2}\mathbf {v} ),\nabla \cdot (\rho v_{3}\mathbf {v} ))\operatorname {d} V} である。最後等式ガウスの発散定理よる。ここでv=(v1,v2,v3)である。体積力をK=(K1,K2,K3)とすると、 (単位時間にVに働く体積力による力積) = ∫ V ρ K d ⁡ V {\displaystyle \int _{V}\rho \mathbf {K} \operatorname {d} V} であり、さらに σ i = ( σ i , 1 , σ i , 2 , σ i , 3 ) {\displaystyle \mathbf {\sigma } _{i}=(\sigma _{i,1},\sigma _{i,2},\sigma _{i,3})} とすると、 (単位時間にVの境界に働く面積力による力積) = ∫ ∂ V ∑ i , j σ i , j n j e j d ⁡ S {\displaystyle \int _{\partial V}\sum _{i,j}\sigma _{i,j}n_{j}\mathbf {e} _{j}\operatorname {d} S} = ∫ ∂ V t ( σ 1 ⋅ n , σ 2 ⋅ n , σ 3 ⋅ n ) d ⁡ S {\displaystyle =\int _{\partial V}{}^{t}(\mathbf {\sigma } _{1}\cdot \mathbf {n} ,\mathbf {\sigma } _{2}\cdot \mathbf {n} ,\mathbf {\sigma } _{3}\cdot \mathbf {n} )\operatorname {d} S} = ∫ V t ( ∇ ⋅ σ 1 , ∇ ⋅ σ 2 , ∇ ⋅ σ 3 ) d ⁡ V {\displaystyle =\int _{V}{}^{t}(\nabla \cdot \mathbf {\sigma } _{1},\nabla \cdot \mathbf {\sigma } _{2},\nabla \cdot \mathbf {\sigma } _{3})\operatorname {d} V} である。最後等式は再びガウスの発散定理よる。 Vの任意性より、最終的に連続体の運動方程式は以下のようになる: i=1, 2, 3に対し、 ∂ ( ρ v i ) ∂ t = ∇ ⋅ ( ρ v i v ) + ρ K i + ∇ ⋅ σ i {\displaystyle {\partial (\rho v_{i}) \over \partial t}=\nabla \cdot (\rho v_{i}\mathbf {v} )+\rho K_{i}+\nabla \cdot \mathbf {\sigma } _{i}} なお、テンソル ε=(εij)ij対し div → ε = ( ∑ j ∂ ε i jx j ) i {\displaystyle {\overrightarrow {\operatorname {div} }}\varepsilon =(\sum _{j}{\partial \varepsilon _{ij} \over \partial x_{j}})_{i}} と定義すると、上の方程式は ∂ ( ρ v ) ∂ t = div → ( ρ v ⊗ v ) + ρ K + div → σ {\displaystyle {\partial (\rho \mathbf {v} ) \over \partial t}={\overrightarrow {\operatorname {div} }}(\rho \mathbf {v} \otimes \mathbf {v} )+\rho \mathbf {K} +{\overrightarrow {\operatorname {div} }}\sigma } と書くこともできる上の運動方程式と連続の方程式(C1)を用いる事で、運動方程式の物質微分による以下の表現を得ることができる: D ⁡ v Dt = K + 1 ρ div → σ {\displaystyle {\operatorname {D} \mathbf {v} \over \operatorname {D} t}=\mathbf {K} +{1 \over \rho }{\overrightarrow {\operatorname {div} }}\sigma } (C2)

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:14 UTC 版)

角運動量」の記事における「運動方程式」の解説

質点角運動量時間変化d L d t = r × d p d t + d r d t × p {\displaystyle {\frac {d{\boldsymbol {L}}}{dt}}={\boldsymbol {r}}\times {\frac {d{\boldsymbol {p}}}{dt}}+{\frac {d{\boldsymbol {r}}}{dt}}\times {\boldsymbol {p}}} となる。ここで、ニュートンの運動方程式 dp/dt = F を用いれば第一項は力のモーメント N = r×F となる。また、第二項は (dr/dt)×p = mv×v = 0 となる。したがって角運動量ニュートンの運動方程式同様なオイラーの運動方程式 d L d t = N {\displaystyle {\frac {d{\boldsymbol {L}}}{dt}}={\boldsymbol {N}}} を満たす力のモーメントはその定義から座標原点選択依存する。しかし、座標原点の移動による力のモーメント変化角運動量変化相殺され、運動方程式は常に成り立つ。

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/07 03:55 UTC 版)

弾性波」の記事における「運動方程式」の解説

等方性弾性体の運動方程式は次式で表される。 ここでui変位、ρは密度、λ, μはラメ定数gi重力加速度である。 ここで重力無視し変位空間的にx1 方向にのみ依存する平面波であるとすると、上式は以下の1次元波動方程式になる。

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運動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/15 00:11 UTC 版)

角加速度」の記事における「運動方程式」の解説

回転運動では、ニュートン運動の第2法則適用してトルク角加速度の関係を記述することができる。 τ → = I α → {\displaystyle {\vec {\tau }}=I{\vec {\alpha }}} ここで τ → {\displaystyle {\vec {\tau }}} は物体に働く全トルクであり、 I {\displaystyle \,I} は物体慣性モーメントである。

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