波動方程式とは? わかりやすく解説

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はどう‐ほうていしき〔‐ハウテイシキ〕【波動方程式】


波動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/11 01:31 UTC 版)

波動方程式(はどうほうていしき、: wave equation)とは、次の式で表される定数係数二階線型偏微分方程式のことである[1]


  1. ^ 大石 (1989) p. 126
  2. ^ ラプラス作用素 を用いて
    と記述される場合も多い。さらにダランベール演算子
    を用いて
    と記述されることもある。
  3. ^ 恒藤 (1983)
  4. ^ 恒藤 (1983)
  5. ^ 物質として媒質が存在しないという意味で、電磁場が媒介する。電磁的な方程式は任意の慣性系で不変なため、別の慣性系に移行するときに通常の物質を媒介する波とは異なる挙動を見る。


「波動方程式」の続きの解説一覧

波動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/05 04:54 UTC 版)

デュアメルの原理」の記事における「波動方程式」の解説

次の非同次の波動方程式を考える。 u t tc 2 u x x = f ( x , t ) {\displaystyle u_{tt}-c^{2}u_{xx}=f(x,t)\,} ただし初期条件は u ( x , 0 ) = u t ( x , 0 ) = 0. {\displaystyle u(x,0)=u_{t}(x,0)=0.\,} とする。この解は次のように書ける。 u ( x , t ) = 1 2 c ∫ 0 t ∫ x − c ( t − s ) x + c ( t − s ) f ( ξ , s ) d ξ d s . {\displaystyle u(x,t)={\frac {1}{2c}}\int _{0}^{t}\int _{x-c(t-s)}^{x+c(t-s)}f(\xi ,s)\,d\xi \,ds.\,}

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波動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 03:02 UTC 版)

音波」の記事における「波動方程式」の解説

音波挙動は波動方程式で表される。この支配方程式通常音圧p を変数として表される

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「波動方程式」を含む「音波」の記事については、「音波」の概要を参照ください。


波動方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 02:01 UTC 版)

偏微分方程式」の記事における「波動方程式」の解説

詳細は「波動方程式」を参照 波方程式時間変数 t を含む双曲型偏微分方程式 ψ t t = c 2 ∇ 2 ψ = c 2 ( ψ x x + ψ y y + ψ z z ) {\displaystyle \psi _{tt}=c^{2}\nabla ^{2}\psi =c^{2}(\psi _{xx}+\psi _{yy}+\psi _{zz})} のことである。この方程式光波音波といった波を記述するもので、定数 c は波の速さ示している。より身近な現象として、ひもの振動であるとか太鼓の鼓面の振動などといったものもこの方程式に従う。波動方程式の解基本的に正弦波重ね合わせることによって得られる

※この「波動方程式」の解説は、「偏微分方程式」の解説の一部です。
「波動方程式」を含む「偏微分方程式」の記事については、「偏微分方程式」の概要を参照ください。

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