発案とは? わかりやすく解説

はつ‐あん【発案】

読み方:はつあん

[名](スル)

案を考え出すこと。ある案を最初に言い出すこと。「旅行しようと—する」

議案提出すること。


発案

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 03:44 UTC 版)

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発案(はつあん、英語: initiativeイニシアティブイニシアチブ発議)は、政治分野の用語では、議案を案出し提出すること[1]直接民主主義の1形態で、構成員が直接、議案を提出する事ができる権利または制度市民発案英語: citizens' initiative)、国民発案住民発案直接発案などとも呼ばれる。

概要

政治分野での発案は、直接民主主義の1形態で、一定数以上の有権者署名により、レファレンダム(国民投票や住民投票などの直接投票による表決)などを要求する請願の一種である。

請願が提出された後に、その法案が直接レファレンダムに付されるものと、法案はまず立法府が参照して立法府によって制定されない場合のみにレファレンダムに付されるものがある。

その内容は、提案された法案の制定や、憲法条約条例などの承認や改正、あるいは単に、首長または議会に対して指定した期日迄に提示した問題に対して検討するように強制するものもある。

出典

  1. ^ 発案 - デジタル大辞林、大辞林 第三版、

関連項目


発案

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 03:55 UTC 版)

奉天市地下鉄道」の記事における「発案」の解説

このような背景から生み出されたのが、奉天市中心部中心として地下鉄敷設しようという「奉天市地下鉄道」の構想であった。この構想計画として形にすべく、1940年大阪市電気局(のちの大阪市交通局)へ委託して路線計画が行われることになった。なお、当時東京市大阪市両方地下鉄存在しながら、大阪市方に白羽の矢立った理由記録一切残されておらず明らかではないが、民営まかせの東京対し都市計画からめて市の直営整備進めていた点が考慮されたと考えられる。 この発想至った理由として、まず既存交通機関だけでは増え続け人口追いつかない見られたことが挙げられる当時奉天には路面電車バスの他、馬車マーチョ小形の賃馬車)や洋車ヤンチョ人力車)があった。しかし現在はこれらでさばき切れていても、150万人300万人となると路面電車バス需要こたえられず、馬車洋車増えすぎれば道路交通支障を来すことになって道路交通麻痺起こしかねない。その点、地下鉄ならば大量輸送可能なので、これを中心に据えればうまく人口増加に対応出来ると考えられのである次に周辺住宅地との交通確保がある。奉天周囲にはすでに郊外住宅地形成されていたが、交通機関がなく住民大変な不便をこうむっていた。特に中心部からすぐ外側に当たる北部北陵地区南部砂山地区は、バスこそ通っていたもの充分ではなかった。さらに奉天外側衛星都市構想されており、さらに高速交通機関必要性生じて来た。これら外周住宅地との連絡確保市街発展のためにも重要であり、それに一番適するのが地下鉄とされた。 三つ目防空上からの必要性がある。当時日中戦争真っ最中であり、満州戦場ではないとはいえ有事の際に備える必要があった。空襲が行われた際、地上を走る交通機関ことごとく潰滅しても、地下を走る地下鉄だけは被害受けず交通確保出来るだけでなく、隧道そのまま防空壕として利用出来ることは、既に欧米いくつかの都市証明されていた。これを奉天にも造ろうというわけである。 最後に都市計画との兼ね合いがある。当時奉天都市計画によってあちこちで街作り真っ最中であった。これでもし都市計画沿って全て出来上がった後で地下鉄のような高速鉄道造ろう考えると、せっかく造った街を壊したり、工事難工事になったりと無用の労力要することになりかねないそれならばいっそ、都市計画一部として最初からやってしまう方がよいと考えたのである

※この「発案」の解説は、「奉天市地下鉄道」の解説の一部です。
「発案」を含む「奉天市地下鉄道」の記事については、「奉天市地下鉄道」の概要を参照ください。

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発案

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 03:07 UTC 版)

名詞

はつあん

  1. 考えを出すこと。
  2. 議案提出すること。

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
発案-する

「発案」の例文・使い方・用例・文例

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