秋風

デジタル大辞泉

あき‐かぜ【秋風】

読み方：あきかぜ

１ 秋に吹く風。秋になって吹いてくる涼しい風。しゅうふう。《季 秋》「—や干魚をかけたる浜庇／蕪村」

２ 「秋」を「飽き」に掛けて、男女間の愛情が冷めることのたとえ。

しゅう‐ふう〔シウ‐〕【秋風】

読み方：しゅうふう

秋に吹く風。あきかぜ。

ピティナ・ピアノ曲事典

平石 博一：秋風

	英語表記/番号	出版情報
平石 博一：秋風		作曲年: 1996年

短編小説作品名辞典

秋風

作者三浦哲郎

収載図書三浦哲郎自選全集 第7巻 野・拳銃と十五の短篇
出版社新潮社
刊行年月1988.3

収載図書野
出版社講談社
刊行年月1990.4
シリーズ名講談社文芸文庫

秋風

作者三橋一夫

収載図書黒の血統
出版社出版芸術社
刊行年月2005.12
シリーズ名三橋一夫ふしぎ小説集成

秋風

作者清水保野

収載図書死の日付
出版社山梨日日新聞社
刊行年月2007.3

秋風

作者中山義秀

収載図書百年小説
出版社ポプラ社
刊行年月2008.12

秋風

作者内海隆一郎

収載図書街の眺め
出版社文芸春秋
刊行年月1993.10
シリーズ名文春文庫

収載図書丹塗りのぽっくり
出版社筑摩書房
刊行年月1997.7

秋風

作者小田切芳郎

収載図書秋風
出版社近代文芸社
刊行年月1993.11

秋風

作者小山栄雅

収載図書坂道
出版社皆美社
刊行年月1995.6

秋風

作者東めぐみ

収載図書花ごよみ
出版社健友館
刊行年月2002.5

秋風

作者小滝和子

収載図書群馬文学全集 第18巻 群馬の作家 下
出版社群馬県立土屋文明記念文学館
刊行年月2002.8

秋風

作者佐多稲子

収載図書戦後の出発と女性文学 第5巻 昭和25年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5

秋風

作者宮本百合子

収載図書宮本百合子全集 第33巻 習作2
出版社新日本出版社
刊行年月2004.1

秋風

作者冬村勇陽

収載図書夢見る窓―冬村勇陽童話集
出版社北雪新書
刊行年月2004.7

隠語大辞典

秋風

読み方：あきかぜ

1. 情人を嫌ふことをいふ。秋が来ると暑熱がさめて冷い風が吹くからいつたものである。〔情事語〕
2. 秋の落莫たる風と、男女の情愛の破綻の寂しきとに結びつけて、秋風を吹かすといへば、相手を棄ててかへりみざるをいふ。袖にすると意義に似たり。

分類 情事語

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季語・季題辞典

秋風

読み方：アキカゼ（ａｋｉｋａｚｅ），　シュウフウ（ｓｈｕｕｆｕｕ）

秋に吹く風のこと

季節 秋

分類 天文

近代文学作品名辞典

秋風

読み方：アキカゼ（ａｋｉｋａｚｅ）

作者 佐多稲子

初出 昭和25年

ジャンル 小説

秋風

読み方：アキカゼ（ａｋｉｋａｚｅ）

作者 志賀直哉

初出 昭和24年

ジャンル 戯曲

秋風

読み方：アキカゼ（ａｋｉｋａｚｅ）

作者 田中冬二

初出 昭和43年

ジャンル 詩

秋風

読み方：アキカゼ（ａｋｉｋａｚｅ）

作者 谷崎潤一郎

初出 大正8年

ジャンル 小説

秋風

読み方：アキカゼ（ａｋｉｋａｚｅ）

作者 宮本百合子

初出 昭和56年

ジャンル 随筆

JMnedict

秋風

姓	読み方
秋風	あきかぜ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

秋風

出典:『Wiktionary』 (2018/06/24 06:01 UTC 版)

名詞

秋 風

1. （あきかぜ、しゅうふう）冬の訪れを告げる秋吹く風。(秋の季語)
2. （しゅうふう）コオロギ。^[要出典]
3. （しゅうふう　形容動詞語幹）金に困っていること。懐がさびしいこと。江戸時代、漢学生などの隠語。
   • これ公が所に孔方は少々なしか、少ぎくを一帖かいてへ、をれはすこぶる秋風だて。（山東京伝『通言総籬』）

Weblio日本語例文用例辞書

「秋風」の例文・使い方・用例・文例

• 秋風が立ち初める。
• 秋風に舞う木の葉のようだ。
• うまくいっていたあのふたりも、とうとう秋風が立ち始めたね。
• 秋風が木の葉を落とした.
• とうとう二人の仲にも秋風が立ち始めた.
• はや秋風が立った.
• 秋風草木を粛殺す
• 秋風が立つ
• 颯爽たる秋風
• 秋風が立った
• 葉は、秋風の中で渦巻いた
• 秋風がもの寂しく吹くこと
• もの寂しく吹く秋風の音