橘成季とは? わかりやすく解説

たちばな‐の‐なりすえ〔‐なりすゑ〕【橘成季】

読み方:たちばなのなりすえ

鎌倉中期文学者諸兄(もろえ)の末裔光季養子といわれる伊賀守。文学音楽にすぐれ、建長6年(1254)「古今著聞集」を編集した生没年未詳


橘成季

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 07:57 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
 
橘成季
時代 鎌倉時代前期
生誕 不明
死没 不明
官位 伊賀守
主君 九条道家
氏族 橘氏
父母 養父:橘光季
テンプレートを表示

橘 成季(たちばな の なりすえ)は、鎌倉時代前期の人物。橘則光の後裔である橘光季の養子。官職伊賀守。『古今著聞集』の作者。

経歴

競馬をよくし、詩文や管絃・絵画を好み、藤原孝時から琵琶の伝授を受けたが破門された。寛喜2年(1230年)頃には右衛門尉の官にあり、九条道家の近習として競馬等に活躍している。

建長6年(1254年)に成季が編著した説話集『古今著聞集』の序文では「散木士」、跋文(ばつぶん=書物の本文の後に書く文章)では「朝散大夫」と自称している。『古今著聞集』を完成させた建長6年(1254年)には既に隠居しており、文永9年(1272年)より前に没したらしい。




橘成季と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「橘成季」の関連用語

橘成季のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



橘成季のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの橘成季 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS