雑踏

実用日本語表現辞典

雑踏

読み方：ざっとう

雑踏（ざっとう）とは、多くの人々が行き交う様子を表す言葉である。主に、都市部や商業地域、観光地など人の集まる場所で見られる現象を指す。雑踏は、人々の活動が活発であることを示し、その地域の人口密度や経済活動の盛んさを反映している。また、雑踏は、文学や芸術作品において、都市生活の喧騒や人間の多様性を象徴する要素として描かれることもある。

（2023年9月21日更新）

デジタル大辞泉

ざっ‐とう〔‐タフ｜‐タウ〕【雑踏／雑^×沓／雑^×鬧】

読み方：ざっとう

［名］(スル)多数の人で込み合うこと。人込み。「—にまぎれる」「暮れの—する街角」

難読語辞典

雑踏

読み方：ザットウ（ｚａｔｔｏｕ）

人々が大勢集まってこみあうこと

短編小説作品名辞典

雑踏

作者多田尋子

収載図書秘密
出版社講談社
刊行年月1993.3

雑踏

作者宇江佐真理

収載図書聞き屋与平―江戸夜咄草
出版社集英社
刊行年月2006.5

Weblio日本語例文用例辞書

「雑踏」の例文・使い方・用例・文例

• 都会の雑踏をのがれる
• 彼は街中の雑踏にまぎれ込んだ
• インドを旅した後にネパールに入国し、インドの雑踏から逃れることができ、ほっとした。
• 大都会の喧騒と雑踏の中に住んでいると、時折田舎に出かけて行きたくなる。
• 雑踏の中おまえは一人たたずむ。
• また、「安楽いすに座りながらの買い物」には、雑踏や交通から来るフラストレーションが伴わない。
• 都会のにぎわい[雑踏].
• 〈人が〉忙しそうに動き回っている; 〈町などが〉雑踏している.
• 雑踏する街路.
• 雑踏に巻き込まれる.
• 雑踏を避ける.
• 特価品売り場の雑踏の中に入って行った.
• 東京の雑踏した道を苦労して歩く.
• 特売場は大変な混雑だったので警官が出て雑踏の整理にあたった.
• 僕は大都会の雑踏が好きだ.
• 少年は雑踏するデパートの中で母親からはぐれてしまった.
• 東京の雑踏から見ればロンドンなどはその比でない.
• 町の雑踏
• ベトナムの路上の活気にあふれた雑踏
• 同賞が雑踏警備に対して授与されるのは今回が初めてだ。