時(とき)は金(かね)なり
読み方:ときはかねなり
《Time is money.》時は貴重であるからむだに過ごしてはならない。
時は金なり
収載図書スピルバーグのアメージング・ストーリー 2
出版社新潮社
刊行年月1987.5
シリーズ名新潮文庫
時は金なり
収載図書小悪魔アザゼル18の物語
出版社新潮社
刊行年月1996.5
シリーズ名新潮文庫
時は金なり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 05:17 UTC 版)

時は金なり(ときはかねなり、英語: Time is Money)とは、1748年にジョージ・フィッシャーが出版した『The American Instructor: or Young Man's Best Companion』でベンジャミン・フランクリンの言葉として紹介された格言である。フランクリンによるエッセイ『若き商人への手紙』で「時は金なりであることを肝に銘じなさい(英語: Remember that time is money.)」と述べていることに由来する[1]。
時は金なりを肝に銘じなさい。労働によって1日に10シリングを稼ぐことができる人が、その日の半分を戸外に出たり無為に過ごしたりする場合、遊興や怠惰の間に6ペンスを支払ったとしても、実際にはそれだけではなく他に5シリングを使っているか捨てている。—[1]
しかし、このフレーズは、1719年にはホイッグ党系新聞The Free-Thinkerで「彼の妻は『時は金なり…』と彼に教え込んだが無駄であった」と掲載されていることが確認される [2]
このことわざは、労働に充てた時間に対して支払いを受ける場合、非労働時間を最小限に抑えることによっても、他の追求に費やす金額も最小限に抑えられることを指摘することで、怠惰の金銭的コストを伝えるものである[3]。
脚注
- ^ a b Franklin, Benjamin. “Advice to a Young Tradesman, (21 July 1748)”. Founders Online. National Archives and Records Administration/University of Virginia Press. 2019年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月1日閲覧。
- ^ The Free-Thinker, vol. III, from Lady-day to Michaelmas, 1719. London. (1723). p. 128
- ^ Chayka, Kyle (2017年6月14日). “Time is Money. But that doesn't mean you need to work non-stop”. 2019年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月1日閲覧。
外部リンク
時は金なり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/14 02:11 UTC 版)
「小悪魔アザゼル18の物語」の記事における「時は金なり」の解説
小説家のモルデカイ・シムズは、なぜか他人によく待たされる傾向があり、いつも腹を立てていた。ジョージはアザゼルに、彼が二度と待たされないように確率の法則をいじろうと相談する。
※この「時は金なり」の解説は、「小悪魔アザゼル18の物語」の解説の一部です。
「時は金なり」を含む「小悪魔アザゼル18の物語」の記事については、「小悪魔アザゼル18の物語」の概要を参照ください。
時は金なり
「時は金なり」の例文・使い方・用例・文例
- 時は金なり
- 母は時は金なりとよく言っていた。
- 父は「時は金なり」と言うのが常でした。
- 父は、時は金なり、とよく言っていた。
- 時は金なりと古いことわざにもある。
- 時は金なりとは至言である。
- 時は金なりとは言うまでもない。
- 時は金なりということを心に留めておくべきだ。
- ことわざにもあるように、「時は金なり」だ。
- 時は金なりという考えは正しいと思う.
- 《諺》 時は金なり.
- 今になって私は「時は金なり」という諺の真理を悟った.
- 時は金なりとはもっともな言である.
- 時は金なりという古い諺がある.
- 格言にもあるとおり, 「時は金なり」だ.
- 時は金なり.
- 古い言葉だが時は金なりだ.
- 時は金なりという言葉はまことにむべなるかなと思わせる.
- 時は金なりのページへのリンク