一寸とは? わかりやすく解説

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いっ‐すん【一寸】

読み方:いっすん

尺貫法長さの単位。→寸

わずかな時間・距離・量、また小さ物事のたとえ。「—のひまも惜しむ」「—のすきもない構え


ちょっ‐と【一寸/鳥渡】

読み方:ちょっと

【一】[副]《「ちっと」の音変化。「一寸」「鳥渡」は当て字

物事数量程度時間がわずかであるさま。すこし。「—昼寝をする」「—の金を惜しむ」「今度試験はいつもより—むずかしかった

その行動が軽い気持ち行われるさま。「—そこまで行ってくる

かなりののであるさま。けっこう。「—名の知れた作家

多くあとに打消しの語を伴って用いる)簡単に判断することが不可能なさま、または、困難であるさま。「私には—お答えできません」「詳しいことは—わかりかねます

→少(すこ)し[用法]

【二】[感]【一】1述部省略したもの》人に軽く呼びかける語。「—、お客さん


ちょ‐と【一寸/鳥渡】

読み方:ちょと

[副]《「ちと」の変化した語。「一寸」「鳥渡」は当て字》「ちょっと」に同じ。

「—一目(いちもく)見た所では」〈福沢福翁自伝


一寸

読み方:イッスン(issun)

一尺10分の1


一寸

読み方:チョット(chotto)

数量程度などがわずかなさま


一寸

読み方:いっすん

  1. 今日ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・石川県
  2. 今日。〔第七類 雑纂
  3. 今日を云ふ。
  4. 今日をいう。

分類 石川県


一寸

読み方:ちょっくり

  1. 手軽なる意。ちよッとと云ふこと。「-行つてきてくれ」。

分類 東京

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(一寸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 15:55 UTC 版)

(すん)は、尺貫法における長さ単位であり、日本では約 30.303 mmである。の10分の1と定義される。寸の10分の1が(ぶ)である。平安時代には「す」と書かれることもある。古代の文献では訓で「き」と呼ぶこともある。


  1. ^ 戸内俊介「“寸”字的形成与発展」 簡帛研究網、2010年2月。
    李軼「先秦度量単位“尺”“寸”用字考」 『雲南師範大学学報(哲学社会科学版)』2010年5期 117-119頁。
    陳亭亭 『古文字手形字構形与演変及相関闡釈』 吉林大学碩士論文、2014年、21-22頁。
  2. ^ 第44回・企画展「度量衡と交易」 ~長さ・容積・重さをはかる~ 岩手県立農業博物館、2020年2月8日閲覧。
  3. ^ 最近気になる放送用語 「寸断」?”. NHK放送文化研究所. 2019年7月1日閲覧。


「寸」の続きの解説一覧

一寸

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 23:59 UTC 版)

副詞

ちょっと 別表記:鳥渡

  1. 数量程度わずかであること。

名詞

いっすん

  1. 十分の一。約3
  2. ほんのわずかな物の例え

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