NHK放送文化研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/14 22:23 UTC 版)
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本部が入居する愛宕グリーンヒルズMORIタワー
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| 略称 | 文研 |
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| 設立 | 1946年 |
| 種類 | 放送 |
| 目的 | 放送文化の調査研究、放送制度・倫理、世論、日本語、メディア史などの研究を通じて公共メディアの発展に貢献すること |
| 本部 | 東京都港区愛宕二丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズMORIタワー16階 |
| 関連組織 | 日本放送協会 (NHK) |
| ウェブサイト | 公式ウェブサイト |
NHK放送文化研究所(エヌエイチケイほうそうぶんかけんきゅうじょ、英語:NHK Broadcasting Culture Research Institute、略称:文研)とは、日本放送協会(NHK)が1946年に設立した放送研究機関。所在地は東京都港区愛宕。
概要
創造された放送文化の調査研究を行い、それに即した刊行物も年に数回発行している[1]。研究員の中にはアナウンサーや記者の出身者が少なくない。
- 主要な研究領域
文研は、放送制度、世論と視聴者動向、メディア史、日本語、AI時代の倫理とガバナンスなど、多岐にわたる分野で公共メディアの役割に関する調査研究を行っている[2]。
- 主要刊行物
主な刊行物には、放送研究の専門誌である『放送研究と調査』や、放送に関する統計や出来事をまとめた『NHK年鑑』などがある[3]。
主な研究員・関係者
研究員は、アナウンサー、記者、ディレクター出身者が多いほか、外部から客員研究員などの専門家を招くこともある[4]。
現在
- 武田涼介(たけだ・りょうすけ)
- 昼間敬仁(ひるま・たかよし)
- 斉藤孝信(さいとう・たかのぶ)
- 中山準之助(なかやま・じゅんのすけ)
- 藤井まどか(ふじい・まどか)
- 魚住優(うおずみ・ゆう)[5]
- 五味哲太(ごみ・てつた)
- 鎌倉千秋(かまくら・ちあき)
過去
- 岩澤忠彦(いわさわ・ただひこ)(現・NHK放送研修センター・ことばコミュニケーションセンター長、元NHK放送文化研究所長)
- 大出岳史(おおで・たけし)(現・NHKサービスセンター札幌支局長)
- 小川浩司(おがわ・こうじ)(現・NHK津放送局)
- 兼清麻美(かねきよ・あさみ)(現・NHK大阪放送局)
- 合田敏行(ごうだ・としゆき)(現・NHK放送研修センター・ことばコミュニケーションセンター)
- 北村紀一郎(きたむら・きいちろう)(現・NHK松江放送局)
- 柴田実(しばた・みのる)
- 柴田厚(しばた・あつし)
- 杉原満(すぎはら・みつる)(現・NHK放送センター)
- 滝島雅子(たきしま・まさこ)
- 田中孝宜(たなか・たかのぶ)(現・神奈川大学国際日本学部教授)[6]
- 田中浩史(たなか・ひろふみ)(現・跡見学園女子大学教授)[7]
- 中村豊(なかむら・ゆたか)(現・NHK盛岡放送局)
- 中尾晃一郎(なかお・こういちろう)(現・NHK岐阜放送局)
- 中村茂(なかむら・しげる)(元NHK放送文化研究所長)
- 野地俊二(のじ・しゅんじ)
- 松本和也(まつもと・かずや)(現・青二プロダクション所属)
不祥事
2023年6月、2022年11月に実施した世論調査対象者1200人分の個人情報が紛失していた事を発表した[8]。
脚注
- ^ “文研とは”. NHK放送文化研究所. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “研究テーマ・事業内容”. NHK放送文化研究所. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “刊行物”. NHK放送文化研究所. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “NHK文研”. NHK放送文化研究所. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “市川ぼたん「アナウンサーになりたい」発言で予想される “キー局争奪戦” …過去の「親の七光りアナ」の歴史を振り返る”. Smart FLASH. 2022年8月15日閲覧。
- ^ “田中孝宜教授 プロフィール”. 神奈川大学. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “田中浩史教授 プロフィール”. 跡見学園女子大学. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “世論調査対象者個人情報の紛失について”. NHK放送文化研究所. 2025年10月15日閲覧。
外部リンク
- NHK放送文化研究所 - 公式ウェブサイト
- NHK放送文化研究所 (@nhk_bunken) - X
- NHK放送文化研究所 刊行物・コンテンツ - 研究成果やデータの公開ページ。
- NHK放送文化研究所のページへのリンク
