常とは? わかりやすく解説

じょう【常】

読み方:じょう

[音]ジョウジャウ)(呉) [訓]つね とこ とわ とこしえ

学習漢字5年

[一]ジョウ

いつも変わらない。いつも同じ状態が続くこと。「常時常任常備常用常緑樹経常恒常通常日常・非常・平常・無常

特別でない。普通の。「常識常人/異常・尋常・正常」

いつも変わることのない道徳。「五常綱常

常陸(ひたち)国。「常州常磐(じょうばん)」

[二]〈とこ〉「常夏常夜

名のり]つら・とき・ときわ・のぶ・ひさ・ひさし

難読常磐(ときわ)・常陸(ひたち)


つね【常/恒】

読み方:つね

いつでも変わることなく同じであること。永久不変であること。「有為転変の、—のない世」

いつもそうであること。ふだん。平素。「—と変わらぬ笑顔」「朝の散歩を—とする」

特別でないこと。普通。平凡。「—の人」

昔からそのようになるとされていること。当然の道理。ならい。ならわし。「栄枯盛衰世の—」

他の例同じように、その傾向のあること。とかくそうありがちなこと。「子に甘いは親の—」→常に


とこ【常】

読み方:とこ

語素名詞・形容詞などに付いて、いつも変わらない永久不変の、などの意を表す。「—夏」「—世」「—めずらし」

[補説] 古く格助詞「つ」を介して名詞に付くこともあった。「常つ国」「常つ御門(みかど)」など。


とこ‐とわ〔‐とは〕【常】

読み方:とことわ

[名・形動ナリ古くは「とことば」》永久に変わらないこと。また、そのさま。とこしえ

「わが御門(みかど)千代—に栄えむと」〈万・一八三〉


とわ〔とは〕【常/永久】

読み方:とわ

[名・形動古くは「とば」とも》いつまで変わらないこと。また、そのさま。とこしえ永遠えいきゅう。「—の別れ


きだ【段/常】

読み方:きだ

《「きた」とも》

【一】[名]

布などの長さ計る単位。反(たん)。

庸布(ちからぬの)四百(よほ)—」〈天武紀〉

田畑面積の単位。段(たん)。

「およそ田は、長さ三十歩、広さ十二歩を—とせよ」〈孝徳紀〉

【二】接尾助数詞物の断片切れ目数えるのに用いる。

十拳剣(とつかのつるぎ)を乞ひ度(わた)して、三—に打ち折りて」〈記・上〉


読み方:ジョウjou

尺度の名称。


読み方:ツネ(tsune)

所在 京都府舞鶴市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/18 16:25 UTC 版)

(じょう)は、中国および日本の古代において使われた長さの単位の一つ。


  1. ^ 『小爾雅』広度「四尺謂之仞。倍仞謂之尋。尋、舒両肱也。倍尋謂之常。」
  2. ^ 『単位の歴史事典』「尺」(P119)
  3. ^ 『左伝』成公十二年「争尋常、以尽其民。」
  4. ^ a b 『単位の歴史事典』「常」(P133)
  5. ^ 『日本歴史大辞典』「常」(P494)


「常」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 07:44 UTC 版)

プリズンホテル」の記事における「常」の解説

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出典:『Wiktionary』 (2021/09/19 10:56 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. (つね) 広く通用すること。共通特性として見られること。例外特殊ではないこと。
  2. (つねなみ) ありふれていること。標準的であること。

熟語


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