シェイク (単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/20 08:28 UTC 版)
シェイク shake |
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系 | メートル法(非SI単位) |
量 | 時間 |
定義 | 10−8 秒 |
語源 | 英: in two shakes of a lamb's tail |
シェイク(英: shake)[1]は、10 ナノ秒(10−8 秒)に等しい非公式の単位である。
原子核物理学において、核爆発の際に起こる様々な事象の時間計測を簡便にするために用いられる。例えば、連鎖反応の1世代(核分裂によって中性子が放出されてから別の原子核に捕獲されるまで)は1シェイクのオーダーであり、連鎖反応は一般的には50〜100シェイクで完了する[2]。
この単位は、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国における原子爆弾の開発計画であるマンハッタン計画で使われ出したものである。アメリカの俗語で、「すぐに」「直ちに」という意味の"in two shakes of a lamb's tail"(直訳すると「子羊の尾の2振りの間に」)というフレーズがあり、原子爆弾の開発者にとってこの言葉は、10ナノ秒を表すのに用いると便利であった。
"in two shakes of a lamb's tail"という言葉の最も古い用例は、トーマス・インゴールズビーによる『インゴールズビーの伝説』である[3] 。
脚注
- 出典
- ^ Russ Rowlett. “Definition”. A Dictionary of Units of Measurement. ノースカロライナ大学チャペルヒル校. 2016年12月20日閲覧。
- ^ Thomas B. Cochran (1994年4月10日). “Hydronuclear Testing or a Comprehensive Test Ban? (PDF)”. NRDC. 2016年3月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年12月20日閲覧。
- ^ Elyse Bruce (2011年1月28日). “Two Shakes of a Lamb's Tail”. Historically Speaking. WordPress.com. 2016年12月20日閲覧。
関連項目
- バーン (単位) - 第二次世界大戦中の核開発で使われ出した面積の単位
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「シェイク (単位)」の例文・使い方・用例・文例
- シェイクスピアの劇,とりわけ悲劇物が好きなんです
- シェイクスピア作品の全集
- 私がシェイクスピアの作品に出合ったのははっきりとは覚えていないが小学校高学年の頃だ。
- 父はシェイクスピアを引用した手紙を書いていた。
- 父は4語でそうしたことを充分すぎるくらいやり遂げていたのであり、それによってシェイクスピアの引用はビジネスのアドバイザーが望み得る限りの効果性を得たのであった。
- 彼は将来シェイクスピアのような偉大な劇作家になるだろう。
- 彼はしばしばシェイクスピアから引用する。
- 彼はシェイクスピアが「ロミオとジュリエット」を書いたことを知らなかった。
- 彼(シェイクスピア)は一時代だけの人ではなくて、あらゆる時代に通じる人であった。
- 先生は僕にシェイクスピアを読むよう勧めてくれた。
- 私はシェイクスピアが生まれた家を訪れた。
- 私たちはシェイクスピアは1564年に生まれたということを学校で学んだ。
- 外国人は英詩をたくさん読んで始めてシェイクスピアの作品を理解することができる。
- ロイヤルシェイクスペア劇団は来週「ベニスの商人」を上演することになっている。
- その教授はシェイクスピアの権威である。
- ストラットフォード・オン・エイヴォンは、シェイクスピアの生まれたところですが、毎年多くの観光客が訪れます。
- シェイクスピアは最大の劇作家と認められている。
- シェイクスピアは最も偉大な詩人の1人である。
- シェイクスピアは今まで存在した最も偉大な劇作家だと、私は信じています。
- シェイクスピアは英国がこれまでに生んだ最も偉大な詩人である。
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