電力量
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電力量 electric energy | |
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量記号 | W |
次元 | M L 2 T −2 |
種類 | スカラー |
SI単位 | ジュール (J) |
CGS単位 | エルグ (erg) |
FPS単位 | フィート・パウンダル (ft·pdl) |
MKS重力単位 | 重量キログラムメートル (kgf·m) |
FPS重力単位 | フィート重量ポンド (ft·lbf) |
プランク単位 | プランクエネルギー (EP) |
原子単位 | ハートリー (Eh) |
電力量(でんりょくりょう、electric(al) energy)は、電力 (electric power) を時間積分したものである。
概説
電力量とは、電力を時間で積分したものである[注 1]。また、電力量とは「電気回路において電気がする仕事」である。近年の物理学の概念体系では電力量はエネルギーに分類され、電力量とは「電気によるエネルギー」とも言える。
- 単位
電力量は仕事の一種なので、仕事の単位(つまりエネルギーの単位)で表される。国際単位系 (SI) ではジュール (J) である。ところが、電力の単位(仕事率の単位)として「W(ワット)」がよく用いられるために、電力量の単位としてのジュールは、「ワット秒 (W s) 」と呼ばれることが多い(1 Jと1 W sは等価である)。より実用的にはワット時 (W h) やキロワット時 (kW h) が用いられることが多い。
- 関係式
例えば、直流(時間的に変化しない電流)で、電流 I が時間 t にした仕事(電力量)を W とすると、電圧を V 、電力を P とすれば、
電気エネルギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 04:18 UTC 版)
電気エネルギーは電磁スペクトルの低周波、長波長の終端に相当する。放射は2線式、もしくは3線式の伝送線にそって伝送され、アンテナなどのさまざまな装置によって送信される。周波数 0のエネルギーは直流電源によって放出される。50Hzや 60Hzにおいては一般的な発電所の交流発電機で生成される。20Hzから 30kHzまでの電磁エネルギーは電話や拡声器、音響機器などから放出される。これらの周波数においてテレビの同軸ケーブルを通る 超短波(VHF)と電球に送られる 60Hzの電気との間には機能上の差異はまったく無い。どちらもアンテナにつなげれば、空間に放出される。
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電気エネルギー
「電気エネルギー」の例文・使い方・用例・文例
- 電気エネルギーを音響エネルギーに変換し、またその逆も行う変換器
- 電気エネルギーを供給する装置
- 電磁誘導によって機械エネルギーを電気エネルギーに変換するエンジン
- 音波を電気エネルギーに変える装置
- 太陽エネルギーを電気エネルギーに変える電池
- 化学エネルギーから電気エネルギーへの不可逆変化によって起電力を作り出す電池
- 熱や電気エネルギーに変えられる太陽からのエネルギー
- 電気エネルギーの単位で、1アンペアの電流が1秒間1オームの抵抗を通過した時になされる仕事量と同じ
- 原子力電池という,放射線エネルギーを電気エネルギーに変換する電池
- 発電所を建設して電気エネルギーを得るのに必要な原価
- 電池内の作用物質が,一旦化学変化をうけて,電気的エネルギーを放出し,他の物質に変化したあとは,逆に外から電気エネルギーを与えても旧状に戻れない電池
- 太陽電池という,太陽エネルギーを電気エネルギーに変える装置
電気エネルギーと同じ種類の言葉
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