でんき‐そりょう〔‐ソリヤウ〕【電気素量】
電気素量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 06:58 UTC 版)
電気素量 elementary charge | |
---|---|
記号 | e |
値 | 1.602176634×10−19 C(正確に) |
相対標準不確かさ | 定義値 |
電気素量 (でんきそりょう、英: elementary charge)は電気量の最小量である。素電荷(そでんか)、電荷素量とも呼ばれる。もっぱら記号 e で表される。
電気素量の値は基礎的な物理定数であり、単位としても用いられる。現在の値は電子1個の運ぶ電気量の大きさとされ、これは陽子1個あるいは陽電子1個の電荷と等しい。
なおクォークの保持する電気量は電気素量の1/3相当とされるものの、クォークが単独で現れることはないため、クオークを支持する立場においても電気素量の値は従来と変わらない。
原子核物理学や化学では粒子の電荷を表すために用いられる。素粒子物理学において、電磁相互作用のゲージ結合定数であり、相互作用の大きさを表す指標である。
値
電気素量の国際単位系(SI)による値は、正確に
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