ホメオパシー【homeopathy】
読み方:ほめおぱしー
「ホメオパチー」に同じ。
ホメオパシー
ホメオパシー
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ホメオパシー(漢字表記では類似療法[1]、同種療法[1]、独: Homöopathie、英: homeopathy, homoeopathy、homœopathy)とは、「その病気や症状を起こしうる薬(や物)を使って、その病気や症状を治すことができる」という原理のもと、1796年にザムエル・ハーネマンが提唱した代替医療[1]。ホメオパティとドイツ語風に呼ばれることもある[2]。
注釈
出典
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ホメオパシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 08:55 UTC 版)
「ホメオパシー」も参照 唐木は学術的な会合でホメオパシー関連商品の展示が急増したことに疑念を抱き、ホメオパシーを喧伝する書籍の調査に着手した。その結果、ホメオパシーを紹介する書籍に複数の医療機関が実名で掲載されていたことがわかり、日本学術会議会長の金澤一郎に報告し、1年以上かけて対応を議論した。 この議論を踏まえたうえで、日本学術会議はホメオパシーの科学的根拠を否定する会長談話を取りまとめ、2010年8月24日に公表した。記者会見に同席した唐木は「この談話で一番重要なのは、ホメオパシーは科学的に否定されているということです」と語り、会長談話の狙いや意義を説明した。そのうえで唐木は「科学的に全否定されているものを医療従事者が使えば患者を通常の医療から遠ざけかねず危険だ。『ホメオパシーは効かない』というメッセージを伝えることが重要と考えた」と述べた。
※この「ホメオパシー」の解説は、「唐木英明」の解説の一部です。
「ホメオパシー」を含む「唐木英明」の記事については、「唐木英明」の概要を参照ください。
ホメオパシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:48 UTC 版)
「トーマス・ウェントワース・ヒギンソン」の記事における「ホメオパシー」の解説
トーマスはホメオパシーの熱烈な信奉者であった。1863年に彼はメアリ・チャニング・ヒギンソンにこう書き送っている。「ホメオパシー内科医のローラ・トーン女史もまた、最高の教師であり、おそらくこの世界では最もエネルギッシュな人で、健康は万全、能力は抜群という人です。私のために他の誰よりもよくやってくれていると思っています。ホメオパシーとして精力剤に代えてヒ素を処方され、これを毎日起床時に1包服用していますが、(3包で)すでに効き目が出ていると思います。」
※この「ホメオパシー」の解説は、「トーマス・ウェントワース・ヒギンソン」の解説の一部です。
「ホメオパシー」を含む「トーマス・ウェントワース・ヒギンソン」の記事については、「トーマス・ウェントワース・ヒギンソン」の概要を参照ください。
ホメオパシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 18:18 UTC 版)
「ホメオパシー・プラス!(英語版)」も参照 いくつかの調査によって、ホメオパシーの実践者の一部、特に医学教育を全く受けていないホメオパスが、患者に対し予防接種に反対する助言を行っていることが示された。例えば、オーストリアで登録されたホメオパスに対する調査では、予防接種が重要な予防的手段であると考えているのはわずかに28%であり、オーストラリアのシドニーのホメオパスに対する調査では、83%が予防接種を推奨しないということが判明した。ナチュロパシー(英語版)の実践者の多くも同様に予防接種に反対する。 ホメオパシーにおける「ワクチン」 (ノソード、nosode) は、いかなる有効成分も含んでおらず、免疫系を刺激しないため効果がない。それらが効果的治療の代替として用いられる場合は危険である。医療組織の一部はノソードに反対する行動を起こしている。カナダでは、ホメオパシーのノソードのラベルには「この製品はワクチンでもワクチンの代替物でもない」という文言が必要である。
※この「ホメオパシー」の解説は、「ワクチン忌避」の解説の一部です。
「ホメオパシー」を含む「ワクチン忌避」の記事については、「ワクチン忌避」の概要を参照ください。
「ホメオパシー」の例文・使い方・用例・文例
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