メタロチオネイン【Agaricus】
メタロチオネイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 21:52 UTC 版)
メタロチオネイン(metallothionein)は、1957年にMargoshesとValleeによって、ウマの腎臓からカドミウムを結合するタンパク質として発見された、金属結合性の結合タンパク質である。その名前は、金属 (metal) と硫黄 (thio) を豊富に含むタンパク質 (nein)という意味で名付けられた。メタロチオネインは全ての動物細胞に存在し、植物中にはファイトケラチンが認められる。金属の種類にもよるものの、1分子中に、最大で7個から12個の金属イオンを結合できる点から、必須微量元素の恒常性維持あるいは重金属元素の解毒の役割を果たしていると考えられている。また、抗酸化性タンパク質としても注目されている。
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