結合タンパク質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/21 02:09 UTC 版)
結合タンパク質(けつごうタンパクしつ、英: Binding protein)とは、特定の分子と特異的に結合するタンパク質である。
- 1 結合タンパク質とは
- 2 結合タンパク質の概要
- 3 金属結合タンパク質
結合タンパク質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 01:01 UTC 版)
遊離のU6 snRNAは、Prp24(英語版)やLSm(英語版)タンパク質と結合していることが知られている。Prp24はU6 snRNAと中間複合体を形成してU4とU6の間の広範囲にわたる塩基対形成を促進し、LSmはPrp24の結合を補助している可能性がある。これらのタンパク質が結合するドメインのおおよその位置は決定されており、タンパク質は後に電子顕微鏡によって可視化されている。この研究からは、遊離したU6 snRNAでは、Prp24はU6 snRNAのtelestemと呼ばれる領域に結合し、ウリジンに富む3'テールがLSmのリングを通過することが示唆されている。U6と結合する他の重要なタンパク質にはCwc2(英語版)があり、Cwc2と触媒RNAエレメントとの相互作用によってスプライソソームの機能的な触媒コアの形成が誘導される。Cwc2とU6は、U6のISL(internal stem-loop)と呼ばれる領域と5'スプライス部位近傍領域との相互作用によってこの複合体を形成をもたらす。
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