結合予測のスコアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 00:52 UTC 版)
「タンパク質設計」の記事における「結合予測のスコアリング」の解説
結合は、遊離タンパク質の最低エネルギー立体配座(EP および EL)と、結合した複合体の最低エネルギー立体配座(EPL)との間のトレードオフを伴うため、タンパク質設計エネルギー関数を結合予測スコアリングに適用する必要がある。 Δ G = E P L − E P − E L {\displaystyle \Delta _{G}=E_{PL}-E_{P}-E_{L}} . K*アルゴリズムでは、自由エネルギー計算に配座エントロピーを含めることで、アルゴリズムの結合定数を近似する。K*アルゴリズムでは、遊離および結合複合体の最低エネルギー配座(P、L、PLの集合で示される)のみを考慮して、各複合体の分配関数を近似する。 K ∗ = ∑ x ∈ P L e − E ( x ) / R T ∑ x ∈ P e − E ( x ) / R T ∑ x ∈ L e − E ( x ) / R T {\displaystyle K^{*}={\frac {\sum \limits _{x\in PL}e^{-E(x)/RT}}{\sum \limits _{x\in P}e^{-E(x)/RT}\sum \limits _{x\in L}e^{-E(x)/RT}}}}
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