セミオートマチック‐トランスミッション【semi-automatic transmission】
読み方:せみおーとまちっくとらんすみっしょん
⇒セミAT
セミオートマチックトランスミッション
セミオートマチックトランスミッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 16:40 UTC 版)
セミオートマチックトランスミッション(英: Semi-automatic transmission、セミAT)は、車両のトランスミッションの一種で、その操作の一部(典型的にはクラッチの動作)が自動化されているが、停止からの発進や手動でのギア変更のために運転手の入力が必要である。セミオートマチックトランスミッションはもっぱらオートバイで使われた。従来型のマニュアルトランスミッションやシーケンシャルマニュアルトランスミッションに基づいているが、自動クラッチシステムを使用する。しかし、セミオートマチックトランスミッションの中には、トルクコンバータと遊星歯車機構を使用する標準的な油圧制御式オートマチックトランスミッションに基づくものもある[1][2]。
注釈
- ^ 運転席にクラッチペダルがなく、アクセルとブレーキの2つのペダルだけでありながら、手動で変速操作をしなければならないため。
- ^ 手動でギヤ比を選択できる機能も持っているものもある。
- ^ 単純に「ギアの全段を任意選択可能なシフトゲートを備えたもの」まで対象範囲を広げた場合、1960年代にアメリカ車で社外品として流行したハースト・パフォーマンス社製「His and Hers」デュアルゲート・シフターや、ホンダマチックのようなフルATも含まれうる。
- ^ 日本では1960年代の日野・コンテッサやスバル・360、スバル・レックス(初代、550cc後期型)、日産・チェリー(F10系)、日産・パルサー(N10系)の例がある。
- ^ スズキの登録商標(第5739263号)。
出典
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- ^ “UD Trucks - 燃費効率 Quon CD”. UDトラックス株式会社. 2015年2月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ http://world.honda.com/motorcycle-technology/hondamatic/p3.html[リンク切れ]
- 1 セミオートマチックトランスミッションとは
- 2 セミオートマチックトランスミッションの概要
- 3 歴史
- 4 市販車での採用例
- 5 モータースポーツでの利用
セミオートマチックトランスミッション(セミAT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 04:22 UTC 版)
「トランスミッション」の記事における「セミオートマチックトランスミッション(セミAT)」の解説
詳細は「セミオートマチックトランスミッション」を参照 変速操作を自動化せずにクラッチ操作のみを自動化したトランスミッションである。機構ではなく制御範囲による分類であるが、変速を自動的に行うモードを持つ上述のマニュマチックと、セミATとが混同されることも多い。 ロボタイズドマニュアルトランスミッション(英: robotized manual transmission)やオートメイテッドマニュアルトランスミッション(英: automated manual transmission, AMT)などと称されるものがあり、これらは一般的なMTと同様の機構(摩擦クラッチでエンジンと接続され、シンクロメッシュギアを組み合わせた変速機構を持つ)で、操縦者のギヤ選択操作によりクラッチの断続を自動制御している。クラッチ操作のみを自動化した機構は他にも古くから自動車に採用された例があるが、制御技術の向上とアクチュエーターの小型化に伴い、多くは変速も自動的に行うモードを備えたフルATへと変化している。一方で、一般的なフルATと同様にトルクコンバーターあるいは遊星歯車変速機構を備えながらも、自動的な変速比の選択を行わないセミATもある。
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