ホンダ・ジュノオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 08:01 UTC 版)
ジュノオ(JUNO)は、本田技研工業がかつて製造販売したスクータータイプのオートバイである。
注釈
- ^ デザインには当時特撮映画の美術を手がけていた小松崎茂も関わった。
- ^ KBのみ全高は1,020 mmとなる[3]。
- ^ 当時はイタリア・バダリーニ社が特許を有していたために同社名が入る。動力伝達を油圧トルクと機械トルクに分割し、油圧伝達部の分担を減らし、高い伝達効率を得る。基本構造は出力軸上に油圧ポンプ.を取り付け、入力軸と出力軸の回転差で油圧ポンプを回し、吐出される油圧で出力軸に取り付けた油圧モーターを回す。ライダーの手動操作によって油圧モーターの容量を可変することで、全体の変速比を効率よく変えることが可能となる[4]。
- ^ OHVエンジンに発生しがちなタペットノイズを抑え、エンジンの静粛性アップに効果がある。
- ^ プラスチック素材研究開発部門は、Kシリーズ生産終了後は直接的な製品開発からはずされており、処遇を本田宗一郎や藤沢武夫は折に触れ気にかけていた。後年藤沢は「彼らの努力が結実し、スーパーカブが誕生した」と述べた。
- ^ Human Friendly Transmissionの略
- ^ DN-01の油圧式無段変速機はHFT[注 6]と呼称。
出典
- ^ FACT BOOK スクーター 1981年7月7日 p3 スクーターの歴史
- ^ a b c d FACT BOOK スクーター 1981年7月7日 p5 ホンダのスクーター
- ^ a b c d e f g h FACT BOOK スクーター 1981年7月7日 p8 国産スクーター(1946年~1968年)主要諸元
- ^ FACT BOOK Honda オートマチック二輪車の変遷 イージーオペレーション・イージーライドを目指して 2009年9月 p3 油圧機械式変速機 バダリーニ式無段変速機
- ^ 『日本二輪車大辞典1947-2007』p81
- ^ “ホンダの2度の倒産危機・復活に凝縮される、本田宗一郎の真の凄さ”. BIZ HINT (2020年4月12日). 2020年4月17日閲覧。
- 1 ホンダ・ジュノオとは
- 2 ホンダ・ジュノオの概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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