オイル‐サンド【oil sand】
オイルサンド
高粘度の油分を含む燃料資源であるが、石油のように流動性がないため、汲み上げによって採油することができないことから現在はあまり利用されていない。水蒸気を圧入するなどの方法によって油分を回収できるが、当然、石油よりコストの高い燃料となる。しかし予想資源量は2兆8700億バーレルといわれ、これは現在の世界年間石油生産量の100倍以上にも達している。
オイルサンド
【英】: oil sand
同義語: ヘビー・オイル
ヘビー・オイル
オイルサンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/31 06:55 UTC 版)
オイルサンド[1] (Oil sand、油砂(ゆさ)[2])あるいはタールサンド(Tar sands)とは、極めて粘性の高い鉱物油分を含む砂岩のこと。原油を含んだ砂岩が地表に露出、もしくは地表付近で地下水などと反応し、揮発成分を失ったものと考えられている。色は黒ずみ、石油臭を放つことが特徴。油分が石炭を乾留した時に出るコールタールに似ていることから、初めタールサンドと呼ばれたが、実際の成分は石油精製から得られるアスファルトに近い。
- ^ 文部省・土木学会編 『学術用語集 土木工学編 増訂版』 土木学会、1991年、ISBN 4-8106-0073-4。(J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター)
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター))
- ^ 週刊ダイヤモンド 2008年6月28日号
- ^ カナダ、京都議定書を「障害」と批判。正式に脱退表明、締約国で初(Sankei Biz 2011年12月14日)2012年1月7日
- ^ トルドー加首相、オイルサンド事業 段階的廃止の意向 AFP(2017年01月14日)2017年01月14日閲覧
- 1 オイルサンドとは
- 2 オイルサンドの概要
- 3 関連項目
「オイルサンド」の例文・使い方・用例・文例
- オイルサンドという岩石
オイルサンドと同じ種類の言葉
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