世界石油会議
【英】: world petroleum congresses
略語: WPC
世界最大の石油産業・技術に関する国際会議で、世界の主要 41 カ国が加盟しており、世界の石油および石油関連産業関係者を横に結ぶ唯一の国際的な民間組織である。 国際的な規模で、石油と関連産業の科学技術の情報を自由に交換し、その研究と開発を促進するため、公開討議を実施し、また大会参加の多数の科学者、石油産業関係者が個人的な接触を通じて海外に知己を得、また友好を深める機会を提供するものである。1933 年の第 1 回会議(ロンドン)以来、4 年ごとに世界の主要都市で大会を開催してきたが、第 2 回は 1937 年パリ、第 3 回は 1951 年ハーグ、第 4 回は 1955 年ローマ、第 5 回は 1959 年ニューヨーク、第 6 回は 1963 年フランクフルト、第 7 回は 1967 年メキシコシティ、第 8 回は 1971 年モスクワ、第 9 回は 1975 年東京、第 10 回は 1979 年ブカレスト、第 11 回( 50 周年大会)は 1983 年ロンドンで開催された。わが国は 1955 年から参加し、現在、常任理事国、執行局委員国および科学プログラム委員国に選出されている。事務局はロンドンに置かれ、各常任理事国は国内に国内事務局を持っている。4 年に 1 回開催される会議の次の開催予定地は 1987 年に米国ヒューストンである。 |

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