中間留分(ちゅうかんりゅうぶん)
灯油、ジェット燃料、軽油、A重油を指します。原油を精 製して製品化すると、中間留分の他、軽質留分(ナフサやガソリン)、重質留分(C重油)等が同時に生産されます。中間留分(ちゅうかんりゅうぶん)
参照:中間留分 商品別石油欄中間留分
読み方: ちゅうかんりゅうぶん
【英】: middle distillate
【英】: middle distillate
わが国では、石油系燃料油はナフサ、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A 重油、B 重油および C 重油とに分類されているが、そのなかで最も軽質なナフサおよびガソリン並びに主として残査油を主体に構成されている重質油である B 重油および C 重油を除いた留分を中間留分と呼んでいる。A 重油は重油の仲間ではあるが、残炭調整(軽油引取税の対象外とするため、軽油用途には使わないよう軽油留分に残炭分を含む残査油を加える)のためにわずかに残油が調合されているほかは、ほとんどが軽油相当のため中間留分として扱われている。中間留分はその油種数が、灯油、軽油および A 重油の 3 種であることから、これらを中間三品という。あるいは、これにジェット燃料油(留分的には灯油留分)を加えて中間四品ということもある。 |
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