不等沈下とは?

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不等沈下

読み方ふとうちんか
【英】: uneven settlement

地盤支持力などの局部的強度不足に伴って生じる構造物などの不均一な沈下をいう。
消防法では 1,000 kL上の液体危険物タンク設置する場合において、タンク荷重対す地盤支持力などを勘案し、設計段階における地盤計算不等沈下量の許容値を以下のように定めている。
(1) 直径が 15m 未満場合5cm
(2)直径が 15m 以上の場合当該タンク直径300 分の 1 また、1,000 kL上の既存液体危険物タンクにおいて、当該タンク直径100 分の 1 以上の不等沈下が発生した場合は、市町村長などによる保安に関する検査を受けなければならないとしている。

不等沈下(ふとうちんか)

 地表面不均等に沈むこと。不同沈下ともいう。

 パイプ埋設して埋め戻し跡地、岩混じりの土などによる盛土岩の下部に空隙が生じやすい)、粗大ゴミなどによる埋立跡地などで起こりやすい現象である。

     


不同沈下・不等沈下

地盤建物基礎が場所によって異な沈下をするために、建物にひびが入ったり、建物が傾いたりすること。主に、基礎地盤不均一で不安定だったり、建物支持地盤中に柔らかい粘土層があったり、造成の状態が悪かったりするために起きる。

不同沈下・不等沈下

地盤の状態や基礎耐力不足などの理由で、建物が場所により異な沈下をすること。建物が傾いたり、大きなひびが入るなど、取り返しつかない重大な被害につながることもあり、建設先立って地盤状況調査することが重要である

地盤沈下

(不等沈下 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/18 16:13 UTC 版)

地盤沈下(じばんちんか)とは、地盤が沈む現象で[1]、堆積盆地の沖積層[2]における地盤沈下は世界中のどこでも発生する[3]


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