地盤の支持力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 05:02 UTC 版)
地盤は上に立てた構造物の荷重を支えなければならない。しかし、その荷重が地盤の支持力を上回ると、地盤は崩壊してしまう。そのため、十分な支持力を発揮させるために、構造物を基礎で支えるなどの処置がとられる。 基礎の静力学的支持力公式であるテルツァーギの支持力公式(英語: Terzaghi's Bearing Capacity Theory)によると、幅B 、根入れ深さDf の浅い基礎の支持力 q は、 q = c N c + 1 2 γ 1 B N γ + γ 2 D f N q {\displaystyle q=cN_{\mathrm {c} }+{\frac {1}{2}}\gamma _{1}BN_{\gamma }+\gamma _{2}D_{\mathrm {f} }N_{\mathrm {q} }} で表される。ここで Nc 、Nγ 、Nq は支持力係数、c は粘着力である。一般に、幅が広く深い基礎ほど大きな支持力が期待できる。
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