静力学とは? わかりやすく解説

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せい‐りきがく【静力学】

読み方:せいりきがく

力学一分野。物体作用する力のつり合い研究する学問。→動力学


静力学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 14:13 UTC 版)

古典力学

静力学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 10:26 UTC 版)

力 (物理学)」の記事における「静力学」の解説

静力学では力は基本的な状態量になる。力を構成する要素は、力の大きさ (magnitude)、力の向き (direction)、作用線方向作用線位置である。力が及ぼされる点を作用点(point of action) と呼ぶ。作用線 (line of action) とは作用点通り、力の向きに対して平行な直線のことである。また、力が2体力である場合には、力を及ぼすものと力が及ぼされるものとの組を考えることができる。すべての力が2体力であるなら、それぞれの力は互いに独立であり、物体にかかる正味の力 (net force) はそれぞれの独立な力の単純な和として表される。 たとえば、物体 A に物体 B, C が力を及ぼしている場合物体 A に働く正味の力は、 F A = F B → A + F C → A {\displaystyle {\boldsymbol {F}}_{\mathrm {A} }={\boldsymbol {F}}_{\mathrm {B\to A} }+{\boldsymbol {F}}_{\mathrm {C\to A} }} と分解することができる。ここで F A物体 A に働く正味の力、F B → A, F C → A はそれぞれ物体 B, C が物体 A に及ぼしている力を表す。このことは A に力を及ぼす物体増えて同様に成り立つ。

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静力学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 14:21 UTC 版)

サービト・イブン・クッラ」の記事における「静力学」の解説

『カラストゥーンの書』は中世アラビア科学でもっとも重要な静力学書である。まず、つり合い位置からずれた際の力の作用考えることで、梃子の原理アリストテレス的な動力学帰着し証明しアルキメデス的な重心概念巧みに用いて天秤つり合いを、腕の重さ考慮し左右の腕の長さ異なり複数箇所重り吊るした場合論じたラテン語にも翻訳され広く読まれた。

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