滑走路、ターミナルビルの損傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 15:26 UTC 版)
「スワンナプーム空港」の記事における「滑走路、ターミナルビルの損傷」の解説
また当空港では、開港直後から滑走・誘導路上に亀裂・損傷が多数発見されていた。開港半月後の2006年10月半ばには、東側滑走路 (01R/19L) 端部に亀裂が発生した。その後も亀裂発見の報告は増え続け、確認されているものだけでも100箇所以上に上った。また、ターミナルビルにおいても、ボーディングブリッジが破損するなどの被害が見られた。 このため、空港を管理・運営するタイ空港公社 (AOT) では、滑走路を一時閉鎖して補修に当たった。この影響を受け、一部フライトが上空での待機や代替空港への着陸を余儀なくされるなど、空港機能に一部支障が出た。 破損の原因としては、不等沈下が起こりやすい沼沢地を埋め立てて建設されたことや、整地の際に粗悪な砂を利用した施工不良の可能性が指摘されている。なお、西側滑走路は別の業者が受注したため、ひび割れは起こっていない。
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