開港とは? わかりやすく解説

かい‐こう〔‐カウ〕【開港】

読み方:かいこう

[名](スル)

新しく港や空港を開くこと。また、新しくできた港や空港業務が始まること。「来年この町に空港が—する」

条約法令によって外国との貿易のために港を開くこと。「横浜安政六年に—された」⇔鎖港


開港

関税法上、貨物の輸出及び輸入並びに外国貿易船入港及び出港その他の事情勘案して政令定める港をいう。(関税法第2条第1項第11号

※この記事は「税関」ホームページ内の「税関関係用語集」の2008年10月現在の情報を転載しております。

開港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 06:14 UTC 版)

開港(かいこう)とはを開くことであり、通常、外国に対する貿易ができるようにすることをいう。また、そのようにして開かれた港のことをいう。時に空港に対しても使う。

ここでは主に関税法における開港を解説する。

関税法における開港

関税法第2条において開港とは貨物の輸出入並びに外国の貿易船の入港または出港が政令によって許されている港のことである。なお、空港の場合は税関空港という。また、開港は開港した年の翌年以降に年間の輸出量と輸入量の合計額が5000万円以下で、外国貿易船の入出港隻数が11隻以下の状態が2年間続くか、貨物の輸出入や外国貿易船の入出港がないとき廃止される。開港ではない港や空港のことを不開港という。

おもな開港

開港とされる港は関税法施行令の別表に挙げられている[1]

条約港

条約港とは、歴史上、不平等条約による開港をいう。日本の幕末長崎横浜などはこれにあたる。

脚注

  1. ^ 関税法施行令で別表第1、税関空港は別表第2を参照

関連項目


開港

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 00:05 UTC 版)

名詞

かいこう

  1. 外国との貿易通商のため開放すること。
  2. 港や空港新設業務始めること。

発音(?)

か↗いこー

動詞

活用

サ行変格活用
開港-する

「開港」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「開港」の関連用語

開港のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



開港のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
※この記事は「税関」ホームページ内の「税関関係用語集」の2008年10月現在の情報を転載しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの開港 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの開港 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS