資源量
資源量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:58 UTC 版)
太陽は巨大な原子炉(半径7 x l0 ^ 5 km)であり、大量の放射エネルギー(3.8 x l0 ^ 23 KW、5800°K)を放出し、熱エネルギーに簡単に変換できる。太陽光のエネルギーは膨大で、地上で実際に利用可能な量だけで世界のエネルギー消費量の約50倍と見積もられる。地球に降り注ぐ太陽光の総エネルギー量173000 TWのうち僅か40 TWが光合成を経て有機物を生成する。人間活動で消費するエネルギー量はさらに少なく14 TWである。仮にゴビ砂漠に現在市販されている太陽電池を敷き詰めれば、全人類のエネルギー需要量に匹敵する発電量が得られるという。 生産に必要な原料は豊富で少なくとも2052年頃までの予測需要は十分満たせるとされる。シリコンを用いる太陽電池では資源量は事実上無限とされる。シリコンを用いない太陽電池はインジウムなどの資源が将来的に制約要因になる可能性があるが、技術的に使用量を減らせば2050年以降も利用可能とされる。太陽電池用シリコン原料の供給は2008年まで逼迫し価格が高止まりしたが各社の増産が追いつき2009年から価格低下が予測された。太陽電池専用シリコン原料生産技術は様々なものが実用化され、精製に必要なエネルギーやコストが大幅に削減されるとされる(ソーラーグレードシリコンを参照)。
※この「資源量」の解説は、「太陽光発電」の解説の一部です。
「資源量」を含む「太陽光発電」の記事については、「太陽光発電」の概要を参照ください。
資源量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 13:57 UTC 版)
タイヘイヨウサケ属の魚はサケ(シロザケ)、ベニザケ、カラフトマスのような動物プランクトンを主に食べて育つ種と、サクラマス、ギンザケのように他の魚類を主に捕食する種に大別されるが、マスノスケは同属の中でも魚食性の代表格で、海域によって変化するが成魚はニシン、イカナゴ、イカなどを捕食する。食物連鎖の上で高位にあることもあり、プランクトン食のサケ類と比べて資源量ははるかに少ない。 1970年代には400万尾の漁獲量があったが、2000年頃には100万尾まで減少している。この間、沖合サケマス漁が資源減少の原因とされた為、公海上の沖合サケマス漁は1992年以降禁漁となったが、資源減少には歯止めが掛かっていない。つまり、資源減少の原因は海洋上での捕獲ではなく、遡上河川に建設されているダムが原因となり淡水生活が大きな影響を受けていると考えられるが、解明はされていない。この他、表面水温の変動の影響を強く受けている との調査結果もある。 日本国内での放流事業は1959年(昭和34年)以降、発眼卵を輸入し北海道内の河川に稚魚を放流している、1964年には十勝川及び日高沿岸で回帰した個体も捕獲された が、現在は行われていない。
※この「資源量」の解説は、「マスノスケ」の解説の一部です。
「資源量」を含む「マスノスケ」の記事については、「マスノスケ」の概要を参照ください。
資源量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 15:25 UTC 版)
再生可能エネルギーとして半永久的に利用可能かつ膨大な資源量が存在する。技術的に利用可能な量は少なくとも現在の世界のエネルギー需要の約20倍で、2100年時点で予測されるエネルギー需要と比べてもなお数倍以上大きいと見積もっている。潜在的な資源量はさらに桁違いに大きく、技術の発達次第で利用可能な量もさらに増えると見られている(Chapter5など)。 再生可能エネルギーの資源量 (エクサジュール(EJ)/年 ※1EJ=10億GJ)2001年時点での利用量世界の技術的資源量世界の理論的資源量地熱0.6 5,000 140,000,000EJ 太陽光・太陽熱0.1 >1,575 3,900,000EJ 海洋(算出されていない) (算出されていない) 7,400EJ 風力0.12 640 6,000EJ バイオマス50 >276 2,900EJ 水力9 50 147EJ 合計60 >7,600 >144,000,000EJ 利用量は一次エネルギー換算。参考:2001年時点での世界の一次エネルギー消費量は約402EJ/年。 日本における再生可能エネルギーの資源量技術的資源量理論的資源量水力発電- 136,009GWh/年 太陽光発電102 - 202 GWp(ギガワットピーク) 7984 GWp 地熱発電38 GW 6000 GW 風力発電3 - 30 TWh(陸上) 200GWp (280TWh) (洋上) バイオマス2,903万kl(原油換算) 4,022万kl 太陽熱利用約810 - 約1,621万kl(原油換算) 約3,242万kl 風力発電1 - 9 GWp(ギガワットピーク) 63 GWp 参考:日本の年間発電量は約1000TWh、最大電力消費量は約180GWである。
※この「資源量」の解説は、「再生可能エネルギー」の解説の一部です。
「資源量」を含む「再生可能エネルギー」の記事については、「再生可能エネルギー」の概要を参照ください。
資源量と同じ種類の言葉
- 資源量のページへのリンク