前輪駆動車とは?

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前輪駆動

(前輪駆動車 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/25 18:45 UTC 版)

前輪駆動(ぜんりんくどう、略: FWD = Front Wheel Drive)とは、車輪を有する輸送機器の駆動方式の一つで、前後の車輪のうち前方の車輪を駆動する方式である。前輪駆動と対比される駆動方式は後輪駆動である。




  1. ^ インホイールエンジンとも呼ばれる。元々は初期の航空機に見られたロータリーエンジン(回転式星形エンジン)の技術応用である。
  2. ^ a b 武田隆 『世界と日本のFF車の歴史』 グランプリ出版 2009年5月25日 p.9-11, 32, 33
  3. ^ 若手設計者コンビによる小型レーサー「トラクタ」開発で前輪駆動が導入されたのは、資産家で主たる出資者でもあったフナイユが「前輪駆動に優位がある」と(根拠もなく直感で)強硬に主張したためである。彼は前輪駆動車用に、不等速型ジョイントで耐久性に難があるが、コンパクトで製造しやすい「トラクタ・ジョイント」も考案した。後輪駆動を想定していたグレゴワールはフナイユの主張にやむなく前輪駆動車を設計したが、完成した試作車を運転して高いポテンシャルに驚嘆し前輪駆動派に転向、以後1950年代に至るまでのフランス自動車界で、前輪駆動車開発を主導した。
  4. ^ 例えば前車軸が車体最先端に位置したコード・L29の場合、前後輪の荷重比率は38:62で、駆動輪である前輪荷重の不足が甚だしかった。前輪駆動車の駆動力不足は、特に発進時や登坂路で顕著な問題となった。その教訓により、後年のシトロエン・DS(1955年)は前輪荷重比率を70%近くにまで高めて十二分な駆動力を確保しており、また富士重工業が1960年代に前輪駆動導入を研究開始した際には、実車試験によって、前輪荷重比率60%程度以上を確保できれば後輪駆動車と遜色ない実用駆動力が得られることを確認している。
  5. ^ 後年ホンダFFミッドシップを提唱してエンジン位置を後退させた前輪駆動車を市販したが、初期前輪駆動車と同様な問題を露呈して長続きしなかった。
  6. ^ http://toyokeizai.net/articles/-/105134 スバルの4WDが雪国で圧倒的に愛される理由 - 森口将之東洋経済オンライン、2016年02月18日。
  7. ^ ターセルコルサなど。


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