ジムカーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 21:02 UTC 版)
ジムカーナ(英語: gymkhana)とは、馬術およびモータースポーツにおける競技の一つ。
ジムカーナという語はヒンドゥスターニー語のジムカーナー(jimkhānā 、ヒンディー語: जिमख़ाना 、ウルドゥー語: جِمخانہ。字義は「球の家」)に由来し、元々はラケッツ(スカッシュに似た屋内球技)の競技場を表した。それが転じて「(技術を競う)競技会を行う場所」という意味になり、現在のインドではもっぱら体育館を表す。それがgymnastics(「体操・運動」)などの単語の影響を受けつつ英語に取り入れられ、イギリス英語で「馬術競技会」の意味となった(詳細はジムカーナ (馬術) を参照)。
さらに、英米を経由してもっぱら日本においては、モータースポーツの一種で駐車場などのさほど広くない敷地に、パイロンなどで極度にテクニカルなコース(四輪の場合、ターンのためにドリフト状態を使いこなす必要があるようなものが多い)を設定して行う競技を指すようになった「ジムカーナ (モータースポーツ) 」および自動二輪については、ジムカーナ (オートバイ) を参照)。また、ジムカーナはあまりにテクニカルであることから、パイロンなどを配置するという点では同様だが、比較すると広めの敷地において、比較するとサーキット走行に近い(レコードラインがすべてグリップ走行であるような)走り方の「オートクロス」や、バックや180度ターンなど徐行や停止などの正確さを競技に含む「オートテスト」なども盛んになりつつある[1]。
脚注
- ^ オートテスト (en:Autotesting) はJAFが近年振興を図っている。オートクロスは英米豪で少しずつ主流のタイプが異なっている(en:Autocrossの各節と、en:British autocrossを参照)。また、学生フォーミュラ(フォーミュラSAE)の動的(走行)審査にもオートクロスがある(ラップタイム計測と、エンデュランス・燃費審査)。
外部リンク
ウィキソースに以下の原文があります。
- Gilman, D. C.; Peck, H. T.; Colby, F. M., eds. (1905). "Gymkhana". New International Encyclopedia (英語) (1st ed.). New York: Dodd, Mead.
- この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Gymkhana". Encyclopædia Britannica (英語) (11th ed.). Cambridge University Press.
ジムカーナ
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「ニード・フォー・スピード (2015)」の記事における「ジムカーナ」の解説
制限時間内に決められたコースで目標のドリフトスコアを達成し、ゴールする。路地や工事現場などの走行が困難な場所を経由しなければならないコースが多い。
※この「ジムカーナ」の解説は、「ニード・フォー・スピード (2015)」の解説の一部です。
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