オープンカーとは? わかりやすく解説

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オープン‐カー【open car】

読み方:おーぷんかー

屋根のない自動車また、折り畳み式の幌(ほろ)のついた自動車


オープンカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 21:21 UTC 版)

オープンカー(open car)とは、屋根がないか、もしくは屋根開放が可能な乗用自動車を指す言葉。


注釈

  1. ^ この間発売されたオープンモデルにはホンダ・シティカブリオレ、マツダ・ファミリアカブリオレ、サバンナRX-7カブリオレ(FC3C)があった。
  2. ^ 「オープンコックピット」とも
  3. ^ FIAが定めるLMP2の技術規則では、販売価格の最上限がオープントップは388,500ユーロ、クローズドトップが463,550ユーロ以下までそれぞれと定められていた。またオープントップの日産・R391の開発記録には「ルーフやドアやウィンドウを無くした事は、エンジニアの開発時間を減らし、ル・マンに勝つための最高のレースカーの設計に専念させることに役立った。」とある
  4. ^ 規則による。2010年頃LMP1車両のプジョー・908の開発者ブルーノ・ファミンは、「オープンとクローズドで空力性能に大きな差はない」としている
  5. ^ 例外としては1952年に初めてクローズドトップで総合優勝を果たしたメルセデス・ベンツ・300SLや、1978年に軽量なアクリルガラス製のバブルキャノピーで擬似的なクローズドトップを実現し、最高速を8km/h向上させ総合優勝を果たしたルノー・アルピーヌA442Bなどがある。また1962年〜1968年のル・マンでは市販車の姿を残す『GTプロトタイプ』規定によりクローズドトップのみとなっており、オープントップ解禁後もエンジン規定の違いが原因で1971年までクローズド優位だった
  6. ^ 1960年末期トヨタは、日本グランプリに投入するためのクローズドトップの車両をテストが、重量面での不利や視界不良からドライバーたちから苦情が相次ぎ、オープントップで開発し直した。また1970年代富士グランチャンピオンレースに参戦したムーンクラフト紫電77は、空気抵抗減少を狙ってクローズドトップを採用したが、リアに発生する空気の渦やルーフ分上部の面積が増えることで発生する揚力を、未熟な空力技術ゆえにうまく抑え込めなかった。Can-Amではシャパラル・2Hも元々クローズドトップの予定だったが、実戦投入時にはオープントップになっている。
  7. ^ 正確にはオープントップも選択可能であったが、形状にかかわらず2ドアを必要としため、実質的にクローズド一択であった
  8. ^ NISMOはWSC車両を流用し日産製エンジンを積むつもりであったが、本社の市販車のイメージを重視するという意向によりクローズドボディのR390を新規に開発し直した。トヨタも本社の意向と、開発陣の空力設計の思想からクローズドのTS020 GT-Oneを製作している
  9. ^ オープントップは吸気リストリクターは絞られる代わり、太めのタイヤを履くことができた。重量と燃料タンク容量は1999年に両者とも統一された。
  10. ^ 例外としてベントレー・スピード8があるが、同じVWグループの戦略でアウディがワークスを引っ込めた2003年しかル・マンで勝てなかった
  11. ^ 他はアストンマーティン・AMR-oneが費用対効果の観点から時代の趨勢に逆らってオープンボディ化したが、本社の方針転換もあって2011年のみで活動を終了している。この他北米勢のHPD・ARX-03が2013年まで参戦していた。
  12. ^ 2009年F2のヘンリー・サーティース、2014年F1のジュール・ビアンキ、2015年インディカージャスティン・ウィルソンなど
  13. ^ その後2016年のLMP2技術規則には、『2015年より前に公認されたオープンカーについて:(中略)安全上の理由で、規定により新たな要求が義務付けられる場合、その改造の費用は車両の基本価格に追加される。』と記載されており、安全がクローズド化の主因に切り替わっている事がわかる

出典

  1. ^ MAZDA ROADSTER|累計生産100万台達成|マツダ”. www.mazda.co.jp. 2022年4月27日閲覧。
  2. ^ オープンコクピットの伝統を捨てる時が来たのか──ドライバーたちの意見AS-web 2022年8月6日閲覧
  3. ^ 1999 Le Mans 24 Hours
  4. ^ Peugeot 908
  5. ^ ル・マン24時間の歴史2/5TOYOTA GAZOO Racing公式サイト 2022年8月11日閲覧
  6. ^ 『Racing On No.464』P21 2013年5月15日発行 三栄書房刊
  7. ^ 「速いクルマは美しい」に形から挑んだ名車とは?ムーンクラフトの名車”紫電”の歴代モデルをご紹介します。Motorz 2022年8月7日閲覧
  8. ^ 『Racing On No.427』P50 2008年6月1日 三栄書房刊
  9. ^ 『Racing On No.412』P 2027年3月1日発行 三栄書房刊
  10. ^ 『アウディR8C/R8R』アウディ一強時代、その第一歩となったふたつのプロト【忘れがたき銘車たち】AS-web 2022年8月26日
  11. ^ 『AUTO SPORT No.1070 2006年7月6日号』P27 三栄書房刊
  12. ^ 【モータースポーツ史を学ぶ】ラリーで意外な活躍を見せた自動車 ベスト5RED BULL 2022年8月27日閲覧
  13. ^ 『AUTO SPORT(オートスポーツ) No.1525 2020年3月13日号』P24-26 三栄書房刊
  14. ^ LMP2、17年の新規則ではクローズド車両のみ採用かAS-web 2022年8月6日閲覧
  15. ^ 2016 FIA WORLD ENDURANCE CHAMPIONSHIP 技術規則(LMP2) (LMP2:2015 年 12 月 10 日付発行版仮訳)
  16. ^ https://toyota-automobile-museum.jp/archives/car-database/detail.html?id=127”. トヨタ博物館. 2022年2月12日閲覧。



オープンカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 04:30 UTC 版)

トノー」の記事における「オープンカー」の解説

第二次世界大戦後の時代になると、トノーはオープンカー(コンバーチブルロードスター)のフロントシート後部エリアを指すようになったフロントシート後方は2座ではコンバーチブルトップの収納使われたり、4座ではリアシート部や荷物となっている。この部分を覆うためのハードカバーソフトカバーを「トノカバー(tonneau cover)」という。

※この「オープンカー」の解説は、「トノー」の解説の一部です。
「オープンカー」を含む「トノー」の記事については、「トノー」の概要を参照ください。

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オープンカー

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 07:57 UTC 版)

名詞

オープンカー

  1. 屋根し、また折り畳み式の幌がある自動車

語源

類義語

翻訳


「オープンカー」の例文・使い方・用例・文例

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