マツダ・ルーチェロータリークーペ
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ルーチェロータリークーペ(Luce Rotary Coupe)は、東洋工業(現・マツダ)が1969年から1972年まで製造・発売した前輪駆動の2ドアクーペである。開発コードはRX87。
注釈
- ^ なぜマツダがこの車で前輪駆動に挑戦したのかは明らかにされていない。自動車評論家の田沼哲は、1967年に発表されてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したNSU・Ro80に対抗したのではないかと推測している[2]。
- ^ 12A、13B、20B型は10A型と同じローター外径およびローターハウジング内径を持ち、厚みの違いで排気量を拡大しているが、13A型のみ他とは孤立した設計となっている[2]。
- ^ 試験的なものでは水素ロータリーエンジンを搭載したプレマシーが発売されている。
- ^ MX-30の「e-SKYACTIV R-EV」(前輪駆動)には、発電用の8C型1ローターロータリーエンジンがモーターやジェネレーターと同軸上かつ横置きに配置されている。
- ^ ベルトーネのチーフスタイリストであったジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたセダンをベースに、マツダ社内でクーペ化が行われた[2]。
- ^ 「デラックス」にもオプションでパワーステアリングが装備可能であった。
- ^ 田沼哲は1970年6月に生産が中止された、と書いている[2]。事実であればその後は在庫車が販売されていたことになる。
出典
- 1 マツダ・ルーチェロータリークーペとは
- 2 マツダ・ルーチェロータリークーペの概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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