マツダ・スクラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 12:18 UTC 版)
スクラム(SCRUM)は、マツダが販売する軽自動車規格のキャブオーバー型車で、5ナンバー登録の乗用車と4ナンバー登録の商用バンおよびトラックである。かつてはオートザムブランドだった。
注釈
- ^ バンの中でも乗用向けタイプ(後席にヘッドレストを装備するなど)と商用向けタイプに分かれていた。他社では、前者にストリートやサンバートライのように別車種名やサブネームを付する場合が多かったが、マツダでは全て「スクラム」とした。OEM元であるエブリイは近い例だが、こちらはトラックとバンで別名であるため、この時期に乗用向けバン、商用向けバン、トラックで同名なのはスクラムのみであった。
- ^ エブリイにおける「ジョイポップ」と同等のグレードである。
- ^ アイソレーテッド・トレーリング・リンク
- ^ PZターボスペシャルパッケージのグレードはエブリイワゴンとは異なり「パッケージ」と名乗らないが、3代目のモデルチェンジに伴い「パッケージ」と名乗らなくなったため完全に同一グレード名になった。
- ^ ワゴン「PZターボ」・「PZターボスペシャルパッケージ」専用色。
- ^ 2014年10月の仕様変更により廃止された。
- ^ なおOEM元のエブリイワゴンや、OEM車種のNV100クリッパーリオでも同様の変更が行われた。同じOEM車種のタウンボックスは発売当初より設定がない。
- ^ キャリイの「KCパワステ農繁仕様」に相当。4WD・5MT車のみ。
- ^ キャリイの「KX」は2WD車の設定がある。当初は設定されていなかった4WD・5MT車は後に追加設定されている。
- ^ OEM元のキャリイでは、誤発進抑制機能(前進+後退時)は標準装備されている「KX」以外のグレードにも、5MT車を含めてメーカーオプションとして設定されている。
- ^ 本装備の搭載に伴い、誤発進抑制機能(前進時)は超音波センサー方式からステレオカメラ方式に変更。
- ^ 「KCエアコン・パワステ」にメーカーオプションを設定した場合、前述した誤発進抑制機能(前進+後退時)も同時に装備される。
- ^ OEM元のキャリイでは、標準装備となっている「KX」以外のグレードにも5MT車を含めて安全装備関連のメーカーオプションが設定されている。
- ^ OEM元のキャリイでは、「KCエアコン・パワステ」の5MT車でも安全装備関連のメーカーオプション設定によりヒルホールドコントロールが装備可能である。
- ^ ただし、OEM元のキャリイで追加設定された4WD・3AT車はスクラムトラックでは未設定となり、従来通り4WD・5MTのみの設定となる。
- ^ ただし、ガーデニングアクアメタリック(2019年6月の一部仕様変更に伴い廃止)はスクラムワゴンには設定されなかった
- ^ エブリイの場合、「PC」と「JOIN」の5AGS車は「PA」の5AGS車同様にメーカーセットオプション設定となっている。
- ^ OEM元のエブリイ「PC」の5AGS車は継続設定されたが、2019年6月の一部仕様変更に伴い廃止。
- ^ なお、NAエンジン仕様のAT車の設定はフルモデルチェンジに伴う廃止以来約2年3か月ぶりであった。
- ^ マツダが販売する軽自動車では初の夜間歩行者検知機能付。
- ^ OEM元のエブリイワゴン「JPターボ」は2024年2月の一部改良にて廃止。
- ^ なお、クールカーキパールメタリックはバン・ワゴンともに未設定、デニムブルーメタリックはバンのみ未設定(OEM元のエブリイでは「PA」以外のグレードで選択可能)、ホワイトはOEM元のエブリイ全グレード、シルキーシルバーメタリックはOEM元のエブリイ・エブリイワゴン全グレードで設定可能
出典
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- ^ “マツダ、「スクラムバン」「スクラムワゴン」を一部商品改良”. Car Watch (2024年3月25日). 2024年3月25日閲覧。
- ^ 【MAZDA】スクラムワゴン(2007年7月マイナーチェンジ~)|車種別Q&A - マツダ公式サイト
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