スバルサンバー
軽四輪トラックの主流がボンネット型だった頃、新しいイメージのキャブオーバー型のトラックとして開発され、広い積載スペースと優れた乗り心地が市場で好評を博し、さまざまの分野で特色ある需要層を開拓した。 |
保管場所 | : | 富士重工業株式会社群馬製作所本工場内スバルギャラリー (〒373-8555 群馬県太田市東本町10-1) |
製作(製造)年 | : | 1961 |
製作者(社) | : | 富士重工業株式会社 |
資料の種類 | : | 量産車 |
現状 | : | 展示(静態)・公開 |
車名 / 製作 |
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型式 / 重量 |
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車体 / 寸法 |
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車体 / 車軸 / 操縦 / 付属 |
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機関 / 寸法 / 出力 |
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ハイブリッド |
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駆動系 |
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性能 |
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参考文献 | : | ・富士重工技術人間史『スバルを生んだ技術者たち』、 ・富士重工業30年史 |
その他事項 | : | 積載重量:350kg; |
スバル・サンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 02:11 UTC 版)
サンバー(SAMBAR)は、SUBARU(旧・富士重工業)が販売する軽商用車である。1961年(昭和36年)2月1日に発売された初代から2012年(平成24年)4月1日まで販売されていた6代目モデルまでは同社が開発並びに生産を行っていた。7代目以降はダイハツ・ハイゼットのOEMとなり、ダイハツ工業が生産している。
注釈
- ^ 厳密にはトラックは62年2か月、カーゴ(←バン)は61年8か月。
- ^ 厳密にはトラック・バン共に61年11か月。
- ^ リアエンジンと四輪独立懸架を軽トラックに採用した事例としては、1959年発売のくろがね・ベビー(1962年生産中止)が先行例として存在した。
- ^ 軽自動車のオフロード四輪駆動車カテゴリーでは、1967年から少量生産されたホープ自動車「ホープスター・ON型4WD」とその発展形である1970年製造開始のスズキ・ジムニーが主として税制上の動機からいずれも商用貨物車扱いとなっていた。一般的な軽トラック・軽キャブオーバーバンとしてはサンバーが四輪駆動仕様の最初となる。
- ^ リアエンジン車両であり運転席の下にエンジンはなく、原義のキャブオーバーには該当しない。ここでのキャブオーバーとは車体形状上の分類を指す。
- ^ 2トンクラス以上のトラック(三菱ふそう・キャンターなど)では現在も標準的な位置である。
- ^ ただし、同期に発売された農協専売の「営農サンバー(トラック)」にはカタログ掲載に限定されるものの、柳沢純子が起用されていた。
- ^ サンバー同様、車体後方に横置きレイアウトを取ったスズキ・エブリイ用のトランスミッション。
- ^ ハイゼットカーゴ、ピクシスバンは全車メーカーオプション設定
- ^ ハイゼットカーゴ及びピクシスバンは「クルーズ」と「クルーズターボ」に1DIN CD・AM/FM付ステレオを標準装備
- ^ スライドドアパワーウィンドウ、リア分離式ヘッドレスト、成形天井、スライドドアアッパーガーニッシュ、デッキサイドトリム、リアクォーターポケット(左右)、後席左乗降用グリップを非装備化し、助手席シートスライドを170mmに拡大、リアシートをベンチタイプに、フロアマットをビニールに、ルームランプをカーゴにそれぞれ変更してビジネス用途に特化したパッケージオプション。通常仕様に比べて価格が割安になる。
- ^ ハイゼットカーゴおよび姉妹車のピクシスバンではターボ車の「クルーズターボ」に加え、NA車の「クルーズ」にもオプション設定
- ^ 三菱ではミニキャブMiEVのみ、継続して自社生産もされており、2017年11月のマイナーチェンジでハイゼット・サンバー・ピクシスバンのリヤコンビランプの形状が変わったため、流用する側であったミニキャブMiEVのみが残る形となった
- ^ ハイゼット「デッキバン」は全グレード寒冷地仕様はオプション設定、オーディオは「デッキバン」はAM/FMラジオを標準装備しており、オーディオレス(スピーカーなし)はメーカーオプション、「デッキバンG」は1DIN AM/FM付CDステレオ&10cmフロントスピーカーを装備する
- ^ 本特別仕様車はハイゼットカーゴで先に発売された「リミテッド」に相当する。なお、「VC ブラックインテリアセレクション」と「VCターボ ブラックインテリアセレクション」はオーディオレス仕様のため、ハイゼットカーゴ「リミテッド」の該当グレードに比べてオーディオレス分割安になる
- ^ ハイゼットカーゴ「55th Anniversary ゴールドエディション」の特別設定色である「マスカットグリーンメタリック」はサンバーバン「ブラックインテリアパック」では設定されない。
- ^ ハイゼットカーゴの「デッキバン」は継続設定されている。
- ^ ハイゼットカーゴではスマートアシストIIIなしの「デッキバンG」や、5MT車が継続設定されている。
- ^ a b c ディアスには設定なし
- ^ 但しカタログ・Webカタログでの車種名称ロゴはサンバーや他の現行スバル車と統一された書体で全大文字の「DIAS」となる。
- ^ a b タント設定色。OEMであるシフォンでも未設定。
- ^ ハイゼットトラックおよびピクシストラックでは「エクストラ」のみ装備されるが、こちらはメッキ仕様のフロントグリル(フロントガーニッシュ)となる
- ^ ハイゼットトラックは「ジャンボ」と「ローダンプ エアコン・パワステ装着車」のみ標準装備で、左記以外のグレードはメーカーオプション設定、ピクシストラックは全車メーカーオプション設定
- ^ ハイゼットトラック、ピクシストラックは全車メーカーオプション設定
- ^ ハイゼットトラック、ピクシストラックに設定の「スペシャル」ではAMラジオを標準装備
- ^ ハイゼットトラック(一部グレードを除く)および姉妹車のピクシストラックでは「ストロング防錆パック」のメーカーオプション設定がある
- ^ なお、ハイゼットトラック「VS」にオプション設定されている「アップグレード防錆パック」はサンバートラック「タフパッケージ」では未設定
- ^ ハイゼットトラック「VS」の特別設定色である「ブラックマイカメタリック」と「ブルーマイカメタリック」はサンバートラック「タフパッケージ」には設定されない
- ^ ハイゼットトラックの場合、「VS」のベースグレードは継続販売され、「スペシャル」に設定のセットオプションも継続設定となる
- ^ ハイゼットではカーゴ(バン)・トラック共に10代目に統一されたということになるが、サンバーでは9代目ハイゼットベースの7代目が存在したため、ズレが生じた。
- ^ ハイゼットトラック/ピクシストラックの「エクストラ」からは、両車ではメーカーオプションの寒冷地仕様とリヤ牽引フックを標準装備としており、価格もその分上乗せされている。
- ^ ただし、TBにセットオプションを装着することで同仕様となる。
- ^ 本パック標準装備に伴い大型インパネアッパーポケット(助手席)は非装備
- ^ カタロググレードには設定されていない装備で、OEM元のハイゼットトラックではハイルーフとジャンボにパックオプション「視界補助パック」として設定
- ^ 同様の例がダイハツ・ネイキッドのハマー仕様に見られる
出典
- ^ “スバル最後の軽サンバー生産中止 ファンや赤帽組合、惜しむ声広がる”. J-CASTニュース. (2011年5月28日) 2011年9月2日閲覧。
- ^ “生産終了寸前スバル「サンバー」人気高まる 限定車いずれも完売、注文も増える”. J-CASTニュース. (2011年8月29日) 2011年9月2日閲覧。
- ^ “【インパクトは絶大!!】グレード名に日本語が使われている日本車5選”. ベストカーWeb (2020年1月3日). 2021年2月12日閲覧。
- ^ “サンバー(スバル)1990年2月~1999年1月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月2日). 2020年1月2日閲覧。
- ^ 『スバル サンバーをフルモデルチェンジ 新規格「サンバー」シリーズを発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、1999年1月28日 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 『スバル 新規格サンバー LPG車を発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、1999年8月23日 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 『新規格軽乗用ワゴン スバル サンバー「ディアスワゴン クラシック」を発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、1999年10月12日 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 『スバル サンバーシリーズを一部改良』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2000年4月20日 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 『電気自動車 スバル「サンバーEV」を新発売』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2000年11月21日 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 『特別仕様車 スバル サンバー「ディアスワゴン クラシックプレミアム」を発売 あわせてサンバーシリーズを一部改良』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2000年11月21日 。2022年2月2日閲覧。
- ^ 『スバル サンバーシリーズを一部改良』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2001年8月20日 。2022年2月2日閲覧。
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- ^ a b ダイハツ 国内外すべて販売停止 新たに25車種の試験 174の不正発覚(AUTOCAR JAPAN、2023年12月20日更新、閲覧)
- ^ “サンバートラック(スバル)2012年4月~2014年8月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月2日). 2020年1月2日閲覧。
- ^ 『スバル 新型「サンバートラック」を発表』(プレスリリース)富士重工業株式会社、2014年9月2日 。2017年11月13日閲覧。
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- ^ 赤帽車の主な仕様
- ^ “2012年赤帽専用サンバーカタログ” (PDF). 赤帽札幌シェルパ. 2022年10月30日閲覧。
- ^ スバル 赤帽サンバーの秘密 自社生産やめても「特別」ベストカーweb 2018年2月17日
- ^ “スバル サンバー赤帽仕様 も新しくなっています”. Response. (2022年4月10日). 2022年10月30日閲覧。
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- ^ “【スバル】JAサンバー|軽トラメーカー比較”. JAオート長野. 2022年1月19日閲覧。
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- ^ “【東京オートサロン10】“懐かしい新車”、スバル サンバー ベースで”. レスポンス自動車ニュース(Response.jp) (2010年1月17日). 2010年8月3日閲覧。
- ^ “軽トラを「カウンタック」、ロードスターを「マッハ号」に魔改造 56歳整備士の次なる夢は : トピックス : 車 : 趣味 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年9月21日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ スリッパ「モンゴルへ行く」 旅立ちの巻
- ^ “日本郵便がベンチャー企業に電気自動車を大量発注 大手企業を出し抜いてなぜ採用されたのか”. MONEYzine (2010年8月29日). 2010年8月30日閲覧。
- ^ “ゼロスポーツが破産へ 日本郵便とのEV納入契約解除”. 朝日新聞 (2011年3月1日). 2011年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月1日閲覧。
- ^ “日本郵便、配送用EV「ミニキャブ・ミーブ バン」を1200台導入。「ぽすくま」を描いた新デザイン公開”. Car Watch(インプレス) (2019年11月13日). 2023年7月3日閲覧。
スバル・サンバー(3代目550cc)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/23 09:52 UTC 版)
「碇穹一」の記事における「スバル・サンバー(3代目550cc)」の解説
同じく550cc化に伴い、大型のフロントグリルやハイルーフの形状をまとめる。
※この「スバル・サンバー(3代目550cc)」の解説は、「碇穹一」の解説の一部です。
「スバル・サンバー(3代目550cc)」を含む「碇穹一」の記事については、「碇穹一」の概要を参照ください。
スバル・サンバー(5代目クラシック)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/23 09:52 UTC 版)
「碇穹一」の記事における「スバル・サンバー(5代目クラシック)」の解説
※この「スバル・サンバー(5代目クラシック)」の解説は、「碇穹一」の解説の一部です。
「スバル・サンバー(5代目クラシック)」を含む「碇穹一」の記事については、「碇穹一」の概要を参照ください。
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