ハイルーフ
室内の居住性、積載空間を広げるために、ルーフパネルを標準車より高くしたもの。後部ドアも延長して高くしたものがある。小型自動車(通称4ナンバー、5ナンバー)の車高は2m以下と定められており、床面の高い1ボックスカーやバンは、車高2mでは室内高に不満があった。税制改正によって普通自動車との自動車税の格差が大幅に縮小したのを契機に、まず1ボックスカーからハイルーフ化が始まり、小型トラック、バンにも波及した。機能的な要求から救急車や消防車にハイルーフが採用されたが、広々とした快適さと家具、長尺の積み荷有利性が商業車にも評価されている。
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