ルーフパネル
屋根を構成する外板のこと。フロアパネルとともにボディ全体の面剛性を支える重要部品である。ボディ部品中おそらくいちばん広い面積をもち、しかも平面的で、外観デザイン上、ビードやディプレッションを入れることも難しく、張り剛性の工夫をもっとも要求される部品である。前後の窓ガラスを受けるフランジ部の断面は鋭角的な形状が求められ、周辺を型で押さえて絞り加工をすると、しわ、亀裂が生じやすい。亀裂を避けて張り剛性の少ないルーフパネルをつくると、ドラミング現象が起きやすいという難しさがある。
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