第2世代KFエンジン
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「ダイハツ・KF型エンジン」の記事における「第2世代KFエンジン」の解説
2010年(平成22年)12月発売の5代目ムーヴ(2011年〈平成23年〉5月発売の2代目スバル・ステラ含む)から採用されたエンジン。大きな変更点としては、ムーヴラテ以降搭載されている触媒早期活性化システムで既に用いられている、燃焼時に発生するイオン電流を検出して燃焼状態を診断するシステムを、ポンピングロスの低減を狙ったEGRの導入量制御に応用した「i-EGR」と、重量増を避けつつきめ細かい吸気量制御に加えオートマチックトランスミッションとの協調制御も可能となる樹脂製電子スロットルボディの採用があり、i-EGRは世界初、樹脂製電子スロットルボディは国内初とダイハツはしている。その他、燃焼室形状、ピストン形状、オイルシール、タイミングチェーン、ウォーターポンプなどの変更で燃焼効率向上とメカニカルロスを低減している。エンジン型式はKFのままで、ダイハツでは第2世代KFエンジンと呼称している。 2011年(平成23年)6月よりムーヴコンテ(トヨタ・ピクシススペース含む)、タントのNA全車とミラココアの4WD車に、同年7月からはタントエグゼ(スバル・ルクラ含む)のNA全車とミラ(2代目スバル・プレオ含む)の4WD・CVT車に、同年9月からはミライース(トヨタ・ピクシスエポック含む)の全車に、更に2014年(平成26年)9月からはハイゼットトラック(2代目トヨタ・ピクシストラック、および8代目スバル・サンバートラック含む)に、2015年(平成27年)4月からはハイゼットカーゴ(初代トヨタ・ピクシスバン、および7代目スバル・サンバーバン含む)、およびハイゼットデッキバン(初代スバル・サンバーオープンデッキ含む)にそれぞれ搭載された。
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